もう改良の余地なんて無いと思っていた製品が、研究者の努力で突然進化することがあるんですね。最近の松下(ナショナル)製品には、「パルックボールプレミア」のような改良して機能が飛躍的に進化した製品(オキシライド乾電池、ナノケアドライヤー、ドラム乾燥洗濯機、お掃除ロボエアコン)など多いように思います。新しい分野を開拓する革新技術のソニーが苦しんでいる時代に、品質改良をする体力のある松下が業績好調な要因がここにあると感じます。
今回の「パルックボールプレミア」は、松下電器は故松下幸之助氏があかり事業を始めて70周年を迎えたの機に、業界最高の寿命1万時間を実現した。1945年ごろの電球で、寿命は1000時間程度。同社は70年前の広告をあしらったポスターを作り、あかり発展の歴史も知ってもらう考え。 蛍光灯の寿命を左右する電子放出物質(エミッタ)に新4重コイルを採用。現行品に比べ、約1.7倍の約10,000時間の長寿命化を実現。シリカ電球の約10倍長もちです。ランプの交換頻度も減り廃棄物削減にも貢献します。