オークションと言えば、Yahoo!オークションと最近ではモバイルオークションのモバオクが有名ですが、この分野はどちらも、出品者が決めた値段に対して、購入希望者の最高額を提示した人が落札する仕組みです。 今度、某IT新興企業が新しく買い手が欲しい商品の値段を提示して、そこに売り手が応札すると言う、逆オークションを実現できるようにするそうです。
この仕組みを開発したのが、地味なシステム開発で実績をあげているコンピューターシステム大手の日本ユニシスで、パソコンなどの商品を扱うインターネット上のオークション(競売)で、売り手と買い手の双方が価格を提示して売買を成立させる国内初のシステムを開発したそうです。 10月からIT関連の新興企業がサービスを始めるとしていますが、このIT系新興企業の名前は公表されていません。。。どこですかね?機能はともなく、出品と落札者を集められるかが重要なので、どこまで頑張れるか? 現在、ヤフーやモバオクのネットオークションでは、売り手の出品物に対して複数の入札者が価格を提示し、最高額を出した者が落札しているだけなので、この新機能があれば、株取り引きのように、需要と供給のバランスで品物が動くことが可能となります。 日本ユニシスが開発した新システムは、売り手が売りたい商品と価格をネット上に提示して買い手を募る機能に加え、買い手が欲しい商品と価格を提示して売り手を募り、条件が合った相手と売買を成立させる機能もある。 証券取引所で株式売買の注文を付け合わせる方法と似ており、「ダブルオークションと呼ばれるこの方式で一般商品向けのシステムが開発されたのは国内で初めての機能のようです。