ビザ・インターナショナルは、9月に提供開始する予定の非接触決済サービス「Visa Touch」について、3年後の利用者数や加盟店数の目標値を発表した。
「Visa Touch」は、UFJニコスが展開する「Smartplus(スマートプラス)」の技術を用いて、おサイフケータイやFeliCaチップ内蔵カードで利用できる非接触型決済サービス。3月にサービスそのものが発表され、6月には名称が「Visa Touch」に決定。なお、かねてより9月サービス開始予定であることは明らかにされていたが、正式な開始日はまだ未定という。 今回の発表では、3年後のユーザー数を500万人、加盟店数を約30万店とする目標値が明らかにされた。Visa Touchでは、Smartplusをベースにしたこともあり、既存のSmartplus対応店で利用できるほか、サービスKサンクスや、昭和シェル石油、ENEOS(新日本石油)、東日本高速道路などのSmartplus導入予定企業でも利用できるようになる予定。また、ビザ・インターナショナルでは、VISAブランドのクレジットカードを発行する事業者(イシュア)の主要メンバー20社全てでVisa Touchの導入を目指す。 17日には、DCカードがVisa Touchの採用を発表。同社会員向けにサービス提供を開始する。 8月下旬から募集を開始し、9月下旬に発行を開始する。