アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)が、1つのチップに中枢回路(コア)を4つ搭載する「クワッドコア」と呼ばれる次世代MPU(超小型演算処理装置)を2007年半ばから発売すると発表した。すでに、「Opteron」プロセッサの次世代バージョン「Rev F」(正式名称「Next-Generation AMD Opteron」)を発表している。
Socket Fに対応することによって、2007年リリース予定の4コアプロセッサおよび2010年ごろまでのサーバ設計に対する基礎を築くことにもなる。最新のOpteronは、全製品がハードウェア仮想化技術“AMD Virtualization”を搭載AMD-VはMicrosoft Virtual ServerやVMware、Linux向け仮想化環境“Xen”などに対応する。