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August 16, 2006 space
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冥王星消滅の危機!太陽系の惑星 一気に3個増? 9個→12個→結局8個へ冥王星は・・

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冥王星消滅の危機!太陽系の惑星がこれまでの9個から一気に3個増え、12個になる可能性がでてきた。チェコ・プラハで開催中の国際天文学連合(IAU)総会で16日、惑星の新定義が提案されたためだ。
 

wakuse.ipg

 
 この新定義が承認されると、今まで世界中で惑星が9個としていきた情報にも混乱が生じる。ホームページの更新や画像の再作成、記事の編集等など影響範囲も莫大になる。
 

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 国際天文学連合が新定義
 
 太陽系で惑星と認定されたのは1930年発見の第9惑星・冥王星が最後だが、米観測チームが昨夏に冥王星より大きい「第10惑星(2003UB313)」の発見を発表するなど、近年、新天体の発見が相次ぎ、惑星の定義の見直しを迫られていた。
 
 
 定義による惑星の条件は、自身の重力によって球体を形作るのに十分な大きさで、恒星の周囲の軌道をまわるというもの。直径800キロ以上が目安だ。惑星の衛星は対象外だ。
 
 
 太陽系では従来の9惑星に加え、冥王星の衛星とされていたカロン、米航空宇宙局(NASA)が2005年に「第10惑星」と発表した「2003UB313」、火星と木星の間に位置する最大の小惑星セレスが条件にあてはまる。
 
 
 増える3個の候補は、第10惑星のほか、小惑星「セレス」と冥王星の衛星とされてきた「カロン」。新定義を承認するかどうかの採決は、現地時間24日午後の予定だ。
 
 
 「十番目の惑星」ついに発見か
 
 冥王星よりもさらに大きいと見られる天体が、太陽系のはるか外側の部分で発見された。
 
 発見された天体は、2003 UB313という仮番号を与えられ、現在太陽からの距離は地球と太陽の距離の97倍だ。これは今のところ太陽から最も遠い太陽系天体ということになる。2003 UB313 は、エッジワース・カイパーベルト天体に属すると見られ、数多く発見されているエッジワース・カイパーベルト天体の中で、地球から見て三番目に明るい。もし2003 UB313が、太陽からの光を100%反射していると仮定すれば、そのサイズは冥王星(直径2300km)と同じくらいだ。しかし実際には反射する割合はもっと小さいはずで、少なくとも冥王星よりも大きいということになる。
 
 
 2003 UB313が最初に撮影されたのは、2003年10月31日のことで、パロマー天文台の1.2m望遠鏡によるものだった。しかし、地球から遠いため、今年の1月に当時のデータを再分析するまで動いていることに気づかれなかったのだ。発見から7ヶ月間、2003 UB313の動きを解析し続けた結果、その遠さと大きさが明らかになったのだ。
 
 
 一方で、NASAのスピッツアー望遠鏡がこの天体を検出できていないことから、2003 UB313の直径は最大3000kmと見積もられている。2003 UB313を撮影したメンバーの一人である惑星科学の教授は、「おそらく冥王星の1.5倍の大きさがあると考えられるが、まだ詳しくはわからない。しかし、太陽系の外側の部分で見つかった天体の中で、冥王星よりも大きい最初の天体であることには100%の自信がある」と述べている。
 
 
 現在、発見者たちは国際天文学連合にこの「新惑星」の名前を申請中とのことだ。その名前を明かす前に、この天体を惑星とみなすかどうかの決定を待つという。
 
 

個性派ぞろいの太陽系:9つの惑星
だ円形の決まった通り道「軌道」を持つ9つの惑星それぞれの特徴やデータなど.

 
 
 教科書は?占星術は? 惑星の新定義に反響続々
 
 太陽系の惑星を今より3個増やそうという国際天文学連合(IAU)の惑星定義委員会の提案が、反響を呼んでいる。チェコ・プラハで開催中の総会で24日に予定される採決で、新しい定義はすんなり認められるのか。そこは天文学者たちにも見通せないという。
 
 米メディアは新定義を大きく取り上げた。しかし、その関心は惑星が増えることではなく、冥王星が惑星の地位にとどまった点に集まっている。冥王星は従来の9惑星のうちで唯一、米国人が発見した惑星。しかも、今回の定義の見直しが、そもそも「冥王星は惑星か」という論争に端を発していたからだ。

 「冥王星、当面は太陽系内での地位を維持」

 ニューヨーク・タイムズ紙は、16日付朝刊1面でこう伝えた。

 ワシントン・ポスト紙も同じく1面で「冥王星の新たな地位は『プルートン(冥王星型惑星)』の見通し」と報じた。

 冥王星は1930年、米天文学者クライド・トンボーが発見した。このため、米国民は冥王星への愛着が強い。かつて冥王星を他の惑星と区別して展示したプラネタリウムに、全米の児童から抗議が殺到する「事件」が起こったほどだ。

 だが、冥王星は月より小さく、しかも軌道が他の8惑星の共通軌道面から大きくはずれ、傾いている。このため「冥王星は惑星か」という議論が常につきまとってきた。

 新定義では、米観測グループが昨夏に「第10惑星」と発表した「2003UB313」と、従来は冥王星の衛星とされていた「カロン」、これまで小惑星と分類されていた「セレス(ケレス)」が惑星の仲間に加わる。

 その上で、「プルートン(冥王星型惑星)」という特別なグループを新設。冥王星、カロン、「第10惑星」の三つをこのグループに分類した。

 カロンを衛星から惑星に「昇格」させた点などについて「事態を混乱させる」といった批判も聞かれるものの、「冥王星を惑星と規定するほとんど唯一の方法」「すばらしい妥協だ」などと評価する専門家の声を、米メディアは伝えている。

 一方、東京工業大の井田茂教授は「惑星形成の専門家で、冥王星を惑星と考える人はいない」と話す。「小天体が集まって一つに合体し、その軌道上で最大となった天体を惑星と見なしている」

 日本惑星科学会会長の向井正・神戸大教授も「理論的には冥王星をはずした方がすっきりする」。しかし、「長い間惑星として教科書にも載っていて、はずすことの影響は大きい」といい、「新しい惑星がどんどん増えれば、もう一度議論し直す必要が出てくるかもしれない」と見る。

 新定義が認められるとどんな影響が出るのか。

 理科の中学生用教科書を出している東京書籍は、「いまは、来年度用を製作する最後の段階で、変更が決まっても間に合うかどうかは非常にぎりぎり」という。

 文部科学省によれば、検定終了後であっても客観的事実の変化は訂正で反映できる。「惑星の数や定義」もこれに当たるが、訂正の申請から認可まで1週間はかかる。

 国立天文台が編集する理科年表。こちらは、11月の発行に十分間に合うと、あわてていない。

 架空の第10〜13番惑星が登場するSFアニメ映画「トップをねらえ!」を10月に公開するガイナックスの神村靖宏さんは「SFはもともと虚構の世界。地球の学会が定義を変えたからといって、我々が勝手につくった11番惑星がなくなるわけではない」。

 古来の占星術では、水、金、火、木、土の5惑星と太陽、月を合わせた七つを重視した。心理占星術研究家の鏡リュウジさんは「1781年に天王星が発見されたときは、市民革命が起きて人類の意識が変わって新しい星が必要になったと理屈づけをした」という。

 いまや占星術の世界は一枚岩ではない。七つだけにこだわる守旧派から、何万個もの星をどんどん取り入れる改革派まで千差万別だ。「新定義をいち早く取り入れる人もいるでしょう」と鏡さんは予想する。


 
太陽系12惑星 新定義「自己重力で球形」提案 候補さらに12個
 
 太陽系の惑星が、これまでの9個から12個に増える可能性がでてきた。チェコのプラハで開催中の国際天文学連合(IAU)総会で16日、新たな惑星の定義の原案が示された。原案のまま承認されれば、冥王星の発見(1930年)以来、76年ぶりに太陽系の全体像が大きく書き換えられることになる。IAUは、24日に新定義を承認するかどうかを投票で決める予定だ。
 
 国立天文台によると新しい惑星の定義の柱は、「恒星を周回する天体で、自己の重力でほぼ球形になるもの」としており、直径800キロ以上が目安になる。この定義だと、火星と木星の間に位置する最大の小惑星「セレス」、冥王星の衛星とみなされてきた「カロン」、昨年夏に米航空宇宙局(NASA)が「第10惑星」と発表した「2003UB313」が、新たに惑星の仲間入りをする。
 
 しかし、近年は観測技術の進歩で太陽系の外縁部で次々に新たな天体が発見されており、3個の新惑星候補のほかにも、12個の天体が惑星に昇格する可能性があるという。
 
 惑星の定義をめぐる議論は、昨年7月に米国の研究チームとNASAが、冥王星より大きいことを理由に「2003UB313」を第10惑星と発表したことが直接のきっかけ。それ以前にも、直径が月の7割しかなく、公転軌道も他の惑星に比べて特異な冥王星を惑星とすることの妥当性が議論されてきた。
 
 こうした経緯を踏まえて、原案では、(1)水星から海王星までの8個の惑星を「古典的惑星」とする(2)冥王星とカロン、「2003UB313」の3個は「プルートン(冥王星族)」と呼ぶ(3)セレスについては「矮(わい)惑星」と呼ぶ−ことを提案している。
 
 また、小惑星や彗星(すいせい)などと呼ばれている惑星より小さい天体についても「太陽系小天体」と総称することを提案した。
 
 これまで、科学的に明確な惑星の定義がなかったことが議論の根底にある。原案では明確さはあるが、惑星の中に「古典的」な8個とそれ以外の区別ができることになる。また、今後は新たな惑星候補が次々と見つかり、惑星の総数が収拾がつかないほど増える可能性も否定できない。
 
 24日の議決で、原案への反対意見や慎重論が多い場合には、3年後の次回総会に決着が持ち越される可能性もあるという。
 
 
 ≪国際天文学連合総会で新定義提案≫
 
 国際天文学連合総会で提案された「惑星の定義」案の骨子は以下の通り。
 
 (1)恒星(太陽系では太陽)の周囲を回る天体であり、自己重力でほぼ球形の天体のうち、恒星でも衛星でもないものを惑星と定義する
 
 (2)小惑星「セレス」、冥王星と“双子”の関係にある「カロン」、冥王星より大きい小惑星「2003UB313」の3個が惑星に昇格、太陽系の惑星は12個になる。このほか、さらに12個の天体が惑星と認められる可能性がある
 
 (3)1900年以前に発見された水星以上の大きな8つの天体は「古典的惑星」とする。冥王星と同等の大きさを持つ天体で、公転周期200年以上で軌道が大きく傾きゆがんでいる一群を「冥王星族」と定義。セレスなど水星よりも小さな惑星は「矮(わい)惑星」と呼ぶことを勧告する
 
 (4)「小惑星」の名称は廃止。惑星より小さい天体は彗星(すいせい)を含め、「太陽系小天体」と呼ぶ
 
 【セレス】1801年、イタリアのパレルモ天文台長ジュゼッペ・ピアッチが発見した最初の小惑星。当初は惑星と思われた。火星と木星の間の小惑星帯にあり、公転周期4年7カ月。直径約975キロ。名はローマ神話の穀物の女神にちなむ。
 
 【カロン】1978年、米海軍天文台のジェームズ・クリスティが発見。冥王星の周りを6日と9時間で1周し、衛星とみられてきたが、共通の重心が両星の中間にある二重惑星。直径は約1200キロと冥王星(約2300キロ)の半分近い。公転周期は冥王星と同じ248年。名はギリシャ神話の冥府の川の渡し守にちなむ。
 
 【2003UB313】2003年、米カリフォルニア工科大のマイケル・ブラウン教授らがパロマ天文台による観測で発見。05年、惑星としての動きを確認、「第10惑星」と発表した。太陽系の外周の小惑星群「エッジワース・カイパーベルト」にあり、公転周期約560年。直径は約2400キロと冥王星より大きい。今後正式名称が付けられる。
 
 
 【用語解説】国際天文学連合(IAU)
 
 世界85カ国・地域の天文学者ら約8900人と62カ国・地域の学術機関で構成される天文学の最高機関。1919年設立、本部はパリ。天体の命名権がある唯一の団体。

 
「惑星12個」幻に? 国際天文学連合で異論続出
 
 太陽系の惑星の定義案について審議している天文学者の国際組織「国際天文学連合」(本部・パリ)は21日、定義案の修正に着手した。

 プラハで開催中の同連合部会で、専門家から異論が相次いでいるため。定義案は24日に開く総会で採決にかけられるが、原案の変更が必至の状況となった。

 定義案は、惑星は自己の重力で球形を作り、恒星の周囲の軌道を回る天体――とするもので、この案が採択されると、惑星は、現在の9個から12個に増えることになる。

 部会に参加している国立天文台の研究者などによると、定義案が提出された16日以降、惑星科学の専門家などから、「単純に大きさと形だけで決めるべきだ」「明るさを表す等級(絶対等級)で決めるべきだ」などと批判が集中。「定義は必要ない」といった意見さえも出ている。定義案で示された「冥王(めいおう)星族」という惑星の新分類法にも、大多数が反対しているという。


 
 太陽系惑星9→12個へ増数案、反対論が続出

 太陽系惑星の数を現在の9個から12個に増やそうという国際天文学連合(本部・パリ)の新定義案について、チェコ・プラハで開かれた22日の同連合総会では反対論が続出した。

 同連合評議委員会で再度修正に入っているが、24日の採決では否決される可能性が極めて高くなっている。

 22日の総会では、16日に提出された原案に対する異論が多かったため、原案がまるごと否決されるのを防ぐ形に分割した修正案が提出された。だが小惑星「セレス(ケレス)」、冥王(めいおう)星の衛星「カロン」を惑星に昇格させる内容に反対論が続出。

 ほかの惑星と、大きさや軌道面で異質な冥王星をこの際、惑星の座から降格させるべきだとの声もあり、「根拠が明確ではない以上、今総会での定義作成は見送るべきだ」という意見が大勢を占めた。


 
冥王星降格案が基本、惑星定義最終4案 24日採決
 
 国立天文台に24日入った連絡によると、チェコ・プラハで開かれている国際天文学連合総会で、日本時間同日夜に採決される「惑星の定義」の最終提案が公表された。四つの決議案に分かれており、太陽系の惑星を「水金地火木土天海」の8個とし、冥王星は惑星から除く案を基本としている。

 四つの決議案のうち中心になっているのは、太陽系の惑星を「太陽の周りを回り、十分重いため球状で、軌道近くに他の天体(衛星を除く)がない天体」と定義する「決議5A」で、注で惑星は「水金地火木土天海」の8個としている。冥王星を念頭に「太陽の周りを回り、十分重いため球状だが、軌道近くに他の天体が残っている、衛星でない天体」を矮(わい)惑星と定義している。

 「決議5B」は、「決議5A」の「惑星」を「古典的(伝統的)惑星」と表記する案。「決議6A」は、冥王星は矮惑星であり、それより遠くにたくさんあると考えられている天体の典型例と明記する案。「決議6B」は、「決議6A」に加え、冥王星に代表される天体をプルートニアン(冥王星族)天体と呼ぶ案。

 投票権を持つのは、総会に参加している各国の天文学者約2400人。四つの決議案について、別々に投票する。「決議5A」が可決されれば、冥王星は惑星から格下げになる。採決は、24日午後2時(日本時間同9時)からの閉会式で行われる予定だ。


 
冥王星は格下げ・惑星は8個、国際天文学連合が採択

 惑星の定義について検討を重ねていた国際天文学連合(IAU)の総会は24日、冥王(めいおう)星を惑星から格下げし、76年ぶり変更、歴史的決着太陽系の惑星を8個とする最終決議案を採択した。

 冥王星を惑星に残した上で11個とする案も提案されたが、他の惑星と軌道や大きさが異質な冥王星は惑星ではないとする意見が多く、否決された。太陽系9惑星のひとつとして長く親しまれてきた冥王星だけに、今回の決議は天文学や教育現場に大きな波紋を呼びそうだ。
 
 1930年の発見以来、第9惑星と位置付けられていた冥王星は76年ぶりに降格、水星から海王星までの8個の惑星とは異なる「矮(わい)惑星」に分類された。惑星の定義はようやくまとまり、太陽系に関する教科書の記述が大幅に書き換えられる歴史的決着となった。 

 採択された惑星の定義は、<1>太陽を周回し<2>自分の重力で固まって球状をしている<3>その天体が軌道周辺で圧倒的に大きい――とする内容。この条件では、より大きい海王星と軌道が重なっている冥王星は、<3>の条件を満たせず惑星から外れた。


 
「降格」冥王星に番号 小惑星「134340番」に
 
 国際天文学連合(IAU)は、8月の総会で惑星から除くことが決まった冥王星に対し、小惑星と共通で使う通し番号「134340番」を割り振ったと発表した。IAUの惑星の定義には米国を中心に反対運動もあるが、今回の登録で冥王星「降格」の既成事実化が一段と進んだといえる。

 これまで、冥王星を含む海王星以遠天体など衛星や彗星(すいせい)以外の小天体は、観測で軌道が定まると正式登録され、IAUの小惑星センターが通し番号を付けてきた。

 同センターは98〜99年に、冥王星に切りのいい小惑星番号1万番を付けようとしたが、米国世論の強い反発で断念したことがある。

 今回のIAUの定義で、小惑星などの中で自分の重力で丸くなっているものを特に矮(わい)惑星と呼ぶことになった。冥王星より大きいため以前に「第10惑星」と呼ばれていた矮惑星2003UB313には136199番が割り振られた。同じく矮惑星に分類されたセレスは、最初に見つかった小惑星として1番が割り振られている。


 
 第10惑星「エリス」混沌の女神と命名…
 
 国際天文学連合(IAU)は13日、“第10惑星”と騒がれ、冥王(めいおう)星の惑星からの降格のきっかけとなった矮(わい)惑星「2003UB313」を、ギリシャ神話に登場する「混沌(こんとん)」と「不和」の女神にちなみ「エリス」と命名した。
 
 エリスは、2003年、米カリフォルニア工科大のグループによって冥王星の外側で、発見された。観測の進展で、昨年、冥王星よりも大きいことが判明。惑星を巡る論議に火を付け、先月のIAU総会で冥王星が惑星から「降格」されることになった。

 同連合はまた、冥王星に、小惑星番号「134340」を付けた。この番号は、惑星とその衛星、彗星(すいせい)以外で、軌道が確定した太陽系天体に順番につけられる。エリスには「136199」が与えられた。


 
 冥王星、また「降格」=エリスより軽いと判明−米天文学者
 
 昨年8月の国際天文学連合(IAU)総会で太陽系第9惑星の地位から準惑星に降格された冥王星の質量が、近年発見された準惑星「エリス」よりも小さいとの計算結果を米カリフォルニア工科大学の天文学者マイク・ブラウン教授らが発表した。
 
 米天文学協会が14日明らかにしたところによると、同教授らはハッブル宇宙望遠鏡などで観測したエリスの衛星ディスノミアの軌道上の動きから、エリスの質量は冥王星の1.27倍と計算。エリスの直径は冥王星よりやや大きいとされてきたが、質量も上回っていることを突き止めた。冥王星は質量の比較でも、準惑星グループのトップの座に立つことができないと判断されたわけで、「第二の降格」(ロイター通信)といわれている。
 
 ブラウン教授はエリスの発見者。その発見は冥王星が惑星なのかどうかの論争を巻き起こす引き金になった。
 

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HOMENews BlogsSpace | August 16, 2006 |  twitter Livedoor Buzzurl はてな Yahoo!ブックマーク人が登録
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