パナソニックのコンパクトデジタルカメラ“LUMIX”シリーズのラインナップにレンズ一体型デジタルカメラ4製品とHDTVフォトプレーヤー1製品が追加された。LUMIXシリーズと同時発表された『DMW-SDP1』は、SDメモリーカード内の写真画像をテレビに出力できる周辺機器。ヴィーナスエンジンIIIを内蔵するほか、SDHC規格対応の大容量SDメモリーカードにも対応する。本体のUSB 2.0端子(Full Speed対応)にPictBridge対応プリンターを接続できる。
今回の新製品は、いずれも画像処理エンジンに新開発の“ヴィーナスエンジンIII”を採用した。同エンジンでは“輝度ノイズ”と“色ノイズ”用に独立したノイズリダクション回路を搭載し、高感度撮影時のノイズ低減を効果的に行なえるという。 来型エンジン“ヴィーナスエンジンプラス”を搭載した『DMC-LX1』と、新エンジン搭載の『DMC-LX2』との比較で、輝度ノイズが約41%、色ノイズが約70%低減できたという(ISO 400での撮影時)。 全機種が被写体の動きを検出し、自動的にISO感度を増減する“インテリジェントISO感度コントロール”機能を装備する。これにより、ISO感度の知識などを持たない初心者でも、複雑な設定なしに最適な感度を選択できる。 手ぶれ/被写体ぶれ対策としては、従来からの強みである光学式手ぶれ補正に加え、全機種がISO 1250以上の高感度撮影に対応した(表1)。このほか、撮像素子の高画素化や操作性のブラッシュアップ、最大4GBのSDメモリーカード(SDHC規格)への対応など各機種マイナーチェンジが行なわれている。 DMC-FX07 カードサイズの薄型機、DMC-FX01の後継機 発売時期:8月25日、予想実売価格:4万8000円前後 DMC-FX50 3インチの大画面液晶パネルを搭載、新規ラインナップ 発売時期:8月25日、予想実売価格:5万円前後 DMC-LX2 広角28mm相当のレンズと、16:9のCCDを搭載。『DMC-LX1』の後継機。 発売時期:8月25日、予想実売価格:6万円前後 DMC-FZ50 光学12倍ズーム搭載。『DMC-FZ30』の後継機。 発売時期:8月25日、予想実売価格:7万3000円前後 DMW-SDP1 HDTVフォトプレーヤー 発売時期:9月22日、予想実売価格:1万円前後 ■「LUMIX」に関連したおすすめ情報