アップルコンピュータが、ストックオプション問題でNASDAQに公聴会を要請している。決算報告提出の遅延による、NASDAQからの上場廃止通知を受けたアップルコンピュータが公聴会を要請した。 これによりNASDAQの判断が保留になり、その間アップルコンピュータはNASDAQに留まることになる。
アップルコンピュータは8月11日、NASDAQからの上場廃止通知を受領したことを受け、NASDAQに対して公聴会を要請すると発表した。 これにより上場廃止の判断が保留になり、アップルコンピュータは引き続きNASDAQ株式市場に留まる。 アップルコンピュータは、ストックオプション付与に関する問題について外部の専門家による調査を継続中で、その結果、米証券取引委員会(SEC)への4〜6月期決算報告の提出が遅れている。 今回のNASDAQによる上場廃止通知は、この決算報告の提出遅延によるもの。アップルコンピュータでは、4〜6月期決算報告は内部調査が完了次第、直ちに提出するとしている。