DivX,Inc.は、各種動画をDivX形式に一括エンコードできる同社純正ソフト「Dr.DivX」の新バージョンとなるv2.0.0 OSSを公開した。Windowsに対応するフリーソフトでWindows XPで動作が確認されている。日本語を含む14言語に対応しており、現在同社の“DivX Labs”サイトからダウンロード可能。なおDivXコーデックは同梱されていないため、別途同社サイトからダウンロードして導入する必要がある。
本ソフトのv1は、価格49.99米ドルのシェアウェアとして公開されていたが、v2はオープンソース化され、無償公開された。またv2はv1のコードをほとんど利用せず1から作り直されたため、一部v1から引き継がれなかった機能もある。たとえば現バージョンでは動画キャプチャー機能を利用できないが、同社によると今後対応予定とのこと。 「Dr.DivX」は、MPEG-1/2のほか、AVI/WMV/MOV/MP4/drv-msなどの形式の動画をDivX形式にエンコードできるソフト。複数の動画を結合しながらエンコードできるほか、複数のエンコード設定を登録し、順次実行するバッチエンコードが可能。エンコード後のファイルは拡張子divxのDivX形式でのみ保存できる。 エンコードの設定は簡単で、本ソフトで動画を読み込み、“高画質”“ホームシアター”“ポータブル”“ハンドヘルド”というプロファイルから再生環境に適したものを選び[エンコード]ボタンを押すだけ。エンコード品質を4段階から選択したり、指定したファイルサイズに合わせてエンコード品質を自動設定することも可能。さらに、より詳細なエンコード設定も任意で行える。 バッチエンコードは登録順に行われるほか、順番の入れ替えや一時停止も可能。また、エンコード後に行う操作をプラグインで設定可能で、指定プログラムの実行やPCのシャットダウンを行うプラグインのほか、同社が試験公開を開始した動画共有サービス“DivX Stage6”へ、エンコード後の動画をアップロードするプラグインなどが標準で用意されている。 そのほか、特定のフォルダを監視し、新規作成された動画ファイルをあらかじめ設定したプロファイルで自動エンコードする機能などを備えている。 また同社は、プレイヤーやコーデックを含む“DivX”関連ソフトウェア集「DivX」v6.3を公開した。本バージョンの「DivX Player」は“DivX Stage6”へのアップロード機能が追加されたほか、2GBを超えるファイルサイズの動画再生に対応といった改良が施されている。本ソフト集は価格19.99米ドルのシェアウェアで、試用期間後もデコード機能や、エンコード機能の一部は無料で利用し続けることが可能。
「Dr.DivX」 【著作権者】DivX,Inc. 【対応OS】(Windows XPで動作確認) 【ソフト種別】フリーソフト 【バージョン】2.0 OSS(06/08/03) 【著作権者】DivX,Inc. 【対応OS】Windows 2000/XP 【ソフト種別】シェアウェア 19.99米ドル 【バージョン】6.3(06/08/04) □DivX Labs | Propellants for the mind http://labs.divx.com/DrDivX □DivX Stage6 - http://stage6.divx.com/ □DivX.com: The official Site of DivX Video the DivX Player and the DivX Codec. http://www.divx.com/
□DivX Labs | Propellants for the mind http://labs.divx.com/DrDivX □DivX Stage6 - http://stage6.divx.com/ □DivX.com: The official Site of DivX Video the DivX Player and the DivX Codec. http://www.divx.com/