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August 5, 2006 space
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F1第13戦 ハンガリーGP開幕 フェラーリの4連勝なるか

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2006年F1世界選手権第13戦ハンガリーGPフリー走行2回目が4日(金)日本時間21時(現地時間14時)からハンガリー、ハンガロリンクで行われた。トップに躍り出たのは1分21秒778をマークしたフェラーリのフェリペ・マッサ。2番手は1分23秒097を記録したルノーのフェルナンド・アロンソ。同じくルノーのジャンカルロ・フィジケラが1分23秒189で3番手に続く。
 

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 この時期は例年、猛暑に見舞われるハンガロリンクだが、今年は予想外の涼しさだ。早朝には雨も降り、高温対策に万全を期してきた各チームは拍子抜けといったところだろう。その雨もフリー走行1回目が始まるころには上がり、曇り空のもと、2006年F1世界選手権第13戦ハンガリーGPのフリー走行2回目が行われた。
 
 
 午後の現地は気温20℃、路面温度27℃、湿度77%。依然として涼しいコンディションだ。
 
 
 60分間で行われるセッションの序盤は午前同様、出足が鈍く、アンソニー・デビッドソン(Honda Racing F1)がトップタイム、2番手はアレキサンダー・ブルツ(ウィリアムズ)のまま、順位はなかなか動かない。しかし、開始18分過ぎにフェリペ・マッサ(フェラーリ)が1分21秒778の最速タイムをマーク。ニュータイヤを履いたのだろう、いきなりトップに躍り出た。フェラーリは2番手にもミハエル・シューマッハがつけ、1-2態勢だ。
 
 
 フェラーリの後ろにはデビッドソン、ルーベンス・バリチェロ、ジェンソン・バトンのHonda Racing F1勢が続き、セッションは23分を消化した。
 
 
 中盤になると、28分過ぎにフェルナンド・アロンソ(ルノー)が1分23秒097というタイムで2番手に浮上。この直前にアタックに入っていたチームメイトのジャンカルロ・フィジケラはスピンを喫し、いったんピットに戻ってしまう。しかし、40分過ぎには3番手タイムをマークした。
 
 
 同じコース上では琢磨が1分24秒623を記録して、27台中、なんと13番手に浮上! 左近は1分26秒台で22番手だが、スコット・スピード(トロ・ロッソ)、クリスチャン・アルバース(MF1)、ティアゴ・モンテイロ(MF1)の3台に先行しており、2人は前戦ドイツGPでデビューした新車SA06のポテンシャルの高さを見せつけた。
 
 
 セッション終盤は順位に大きな変動はなく、マッサがトップのままチェッカー。2、3番手にはアロンソ、フィジケラのルノー勢、これにロバート・ドーンボス(レッドブル)、デビッドソン、ラルフ・シューマッハとヤルノ・トゥルーリのトヨタ勢と続き、フェラーリのシューマッハは8番手、そしてニック・ハイドフェルドとロバート・クビカのBMWザウバー勢までがトップ10となった。クビカは今回、体調不良で欠場のジャック・ビルヌーブに代わって、レースドライバーの大役を務めている。
 
 
 その他の日本勢はHonda Racing F1のバリチェロとバトンが13、14番手。一時は13番手まで順位を上げた琢磨は最終的には17番手だったが、十分に健闘している。左近は最下位に沈んでしまったが、目立ったトラブルやアクシデントはなく、順調な滑り出しと言えるだろう。
 
 
 フリー走行3回目は明日5日(土)、日本時間18時(現地時間11時)に開始される。予選前のタイヤ選択とマシン調整に注目だ。
 
 
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