「天使の卵」100万部を売り上げる村山由佳の小説が映画化された。本作の完成披露会見が行われ、ヒロインの春妃を演じた小西真奈美、主演の歩太(あゆた)を演じた市原隼人、歩太の恋人の沢尻エリカをはじめ、冨樫監督、原作者の村山由佳、そしてこの映画主題歌「君がいるから」を歌うサンセット・スウィッシュの3人が登壇した。
美大を目指して浪人中の歩太は、ガールフレンドの夏姫がいながらも忘れられない女性がいた。たった1度、満員電車で乗り合わせた人。数日後、歩太は父親が10年も入院している病院でその女性と再会する。彼女の名は春妃。彼女は父親の新しい主治医で、夏姫の姉だった。やや陰のある春妃にどんどん惹かれていく。