財務省は4日、来年1月に発行予定の南極地域観測50周年記念硬貨(ニッケル黄銅製、額面500円)の発行枚数を、660万枚にすると発表した。
このうち642万枚は金融機関や郵便局の窓口で額面と同じ500円で交換する。残りの18万枚は、既存の1円硬貨から500円硬貨まで7種類の硬貨とセットにして販売する。また、今年12月発行予定の国際連合加盟50周年記念の硬貨(純銀製、額面1000円)は、販売価格が額面を上回る「プレミアム型」で、販売価格は6000円とした。 南極地域観測50周年記念ニッケル黄銅貨幣は通常記念硬貨なので一般金融機関などで額面価格で引き換えが行われるが、国際連合加盟50周年記念純銀貨幣は製造費用が額面価格を超えるもので、独立行政法人造幣局が製造費用を下回らない価格で販売する、いわゆるプレミアム型の記念貨幣。 金融機関などでの引き換えは行われず、独自販売価格で独立行政法人造幣局から販売されるとのこと。欲しいと思っている人は注意が必要だ。
詳しい交換・販売方法は、後日、独立行政法人造幣局が発表する。 ■記念硬貨の購入はこちら!