「半熟でも固ゆででも、食べたいゆで卵が簡単に作れます」−。英国の鶏卵生産団体が殻に特殊な塗料を印刷し、最適なゆで加減が一目でわかるようにした卵を近く発売する。
「ソフト」「ミディアム」「ハード」の3種類があり、卵の表面がある一定の温度に達してから3−7分後に、ゆで上がりを示す表示が殻に浮かび上がる仕組み。 消費者はゆで時間を気にせず、表示を確認して火から下ろすだけで思い通りの仕上がりが期待できる。同団体の広報担当者は「卵のゆで方に悩む人は本当に多い」と開発の動機を説明。価格は通常の卵とほぼ同じだという。