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July 31, 2006 space
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F1第12戦 ドイツGP決勝 M・シューマッハー3連勝

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自動車F1シリーズ第12戦、ドイツ・グランプリ(GP)は30日、ホッケンハイムで67周(1周4.574キロ)の決勝を行い、フェラーリのミヒャエル・シューマッハー(ドイツ)が3連勝となる今季5勝目、通算最多の89勝目を挙げた。
 

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 ミハエル・シューマッハー(フェラーリ)が1時間27分51秒693で優勝。3連勝となる今季5勝目をあげ、通算8度目の年間総合王者を視野に入れた。序盤でトップに立つと、その後は2位に入ったチームメートのマッサの抜群のフォローもあり、危なげなく逃げ切った。年間総合王者アロンソ(ルノー)との差も11ポイントにつめ、自力Vの可能性も復活。6戦を残し、逆転での王者奪還へ勢いに乗った。
 
 
 今日も晴天に恵まれたホッケンハイムは気温32℃、路面温度50℃、湿度33%のドライコンディション。さらなる気温の上昇が予想される中、注目のスタートはポールポジションのキミ・ライコネン(マクラーレン)が先頭で1コーナーを制し、ミハエル・シューマッハ、フェリペ・マッサのフェラーリ勢がこれに続いた。
 
 
 4、5番手には1つずつ順位を上げたジャンカルロ・フィジケラとフェルナンド・アロンソのルノー勢がそろって浮上、4番手スタートのジェンソン・バトン(Honda Racing F1)は6番手に後退してしまう。しかし、バトンはすぐさまアロンソを抜き返し、2周目にはフィジケラも交わして、4番手を取り戻した。一方、チームメイトのルーベンス・バリチェロ(Honda Racing F1)は6番手スタートから9番手に後退してしまう。
 
 
 後続ではラルフ・シューマッハ(トヨタ)とデビッド・クルサード(レッドブル)が接触、ニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ)が単独クラッシュするなど波乱となり、次の周回では新車SA06でピットレーンスタートを切った山本左近がスローダウン、デ・ラ・ロサもストップして、そのままリタイアとなった。
 
 
 67周回で争われるレースの10周目、早くもライコネンがピットストップに入る。ライコネンは3ストップ作戦を採るようだ。一方、ニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)がガレージに戻り、そのまま戦線離脱となった。
 
 
 コース上では今回、F1参戦300戦目を迎えたHonda Racing F1勢が元気だ。バリチェロがウェバーをパスして7番手へ、1回目のピット作業を済ませたバトンもライコネンを交わして4番手に順位を上げている。ところが好事魔多し。バリチェロは18周目にリアから火を噴いてレースを終えてしまった。
 
 
 上位陣が最初のピットストップを終えると、順位はシューマッハ、マッサ、ウェバー、バトン、ライコネン、クリスチャン・クリエン(レッドブル)、フィジケラ、トゥルーリ、アロンソ、ビタントニオ・リウッツィ(トロ・ロッソ)というトップ10に落ち着く。はるか後方では佐藤琢磨(SUPER AGURI)がティアゴ・モンテイロ(MF1)を抑えて、16番手を力走。しかし、琢磨は39周目に何らかのトラブルを抱えた様子で、ガレージに姿を消してしまった。一方、上位陣は続々と2度目のピット作業を済ませる。
 
 
 そして迎えた最終スティント。1-2態勢のフェラーリの2台は盤石の走りを見せるが、これとは対照的にライバルのルノー勢はアロンソ、フィジケラともにミシュランタイヤのパフォーマンスに難を抱え、ペースが上がらない。同じミシュランタイヤを履くライコネンとバトンはサイド・バイ・サイドの接近戦の末、ライコネンが3番手に浮上した。
 
 
 これで順位はシューマッハ、マッサ、ライコネン、バトン、ウェバーのトップ5に変わるがウェバーのマシンは残り6周のところで突然、エンジントラブルを抱え、リタイアを余儀なくされた。
 
 
 最後まで目の離せない展開となったドイツGP決勝レースは結局、終始安定したパフォーマンスでレースをリードしたフェラーリ勢が1-2フィニッシュ。シューマッハが母国グランプリを制し、チャンピオンシップポイントを89ポイントに伸ばした。対するアロンソは5位で4ポイント加算にとどまり、チャンピオンシップポイントは合計100ポイント。2人のギャップはついに11ポイントに縮まった。これによりシューマッハには再び自力優勝の可能性が浮上している。
 
 
 その他の結果は、粘りのレースを見せたマクラーレンのライコネンが3位表彰台、4位には久々に気を吐いたHonda Racing F1のバトン、6位にルノーのフィジケラ、7位にはエンジン交換ペナルティにより20番手スタートとなったトゥルーリが逆境をはねのけて大健闘、8位にはレッドブルのクリエンが入り、それぞれポイントを獲得した。
 
 
 もう1台のトヨタを駆るラルフは序盤の接触事故やピットレーンの速度違反によるドライブスルーペナルティなどのアクシデントに見舞われたが、ポイントまであと一歩の9位完走を果たしている
 
 
 新型車を投入したスーパーアグリ・ホンダは、正ドライバーに昇格した山本左近が開始早々に、佐藤琢磨が中盤で、それぞれリタイアした。2位はフェラーリのフェリペ・マッサ(ブラジル)。3位はライコネン(マクラーレン)で、ホンダはバトンが4位、フィジケラはリタイア。トヨタはトゥルーリが7位、R・シューマッハーが9位だった。新マシン「SA06」を投入したスーパーアグリは佐藤琢磨、山本左近ともにリタイアだった。
 

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 通算300戦目出場のホンダはジェンソン・バトン(英)が4位に入ったが、ルーベンス・バリチェロ(ブラジル)は完走できなかった。トヨタはヤルノ・トゥルーリ(イタリア)が7位、ラルフ・シューマッハー(ドイツ)が9位だった。
 
 
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