『UDON』を題材に映画が出来るなんて・・・香川の県民食「讃岐うどん」をテーマにした映画「UDON」(本広克行監督、8月26日公開)が完成した。「踊る大捜査線 THE MOVIE2」で実写邦画の興行記録(173.5億円)を打ち立てたフジテレビ、亀山千広プロデューサー(50)と本広監督(41)の“最強コンビ”が送る最新作。
うどんを取り巻く人々のヒューマンドラマで、ユースケ・サンタマリアはうどん店のお調子者の息子を演じた。 「今回の役は今までで最も自分に近くて、こんな演技でいいのかな〜と思って観てみたんですけど、きっちり芝居してました。いやぁ〜、いい芝居してました」と自画自賛。「監督から『お前はお金のなる木だ』といわれました」と役以上のお調子者ぶりを発揮した。
◆ストーリー BIG!になるため讃岐を飛び出した男――松井香助[コースケ](31才)田舎暮らしに嫌気が際した香助は父親と大喧嘩した挙句、NYへ…。 だが、案の定、武者修行も夢半ばで挫折。たっぷり背負った借金に追われながらの凱旋?帰国。 大嫌いだった故郷では、いつも心配ばかりかけ通しの優しい姉と、うどんを打つことしか知らないガンコな親父、昔のままの友人たち、世話好きな近所のおばちゃん、そして、温かい「うどん」が待っていてた。 そんな香助が、タウン情報誌編集者・恭子とともにひょんなことから出会った「うどん」の魅力は、次第に大きな湯気を立ち上げ日本中を包み込む!?
ユースケ・サンタマリア最新作「UDON」は9割実話!? 「UDON」は本広克行監督の故郷・香川を舞台に、名物の讃岐うどんと、それを取り巻く人々の姿を描いた心温まる物語。本広監督は、「この映画の9割は本当にあったうどん屋さんの話を映像化したもの。本当の話の連続です」と、映画の秘密を明かした。本広監督は、本作の構想に3年以上を費やし、実際に200軒以上のうどん屋を取材し、それらを脚本に取り入れ60回も推敲を重ねたそうだ。 主人公・松本香助役のユースケは「松本香助という役は、今までやった役の中でもっとも自分に近い役。この役は完全な当て書きで、ふだん監督が見ている僕がそのまま香助になっています。そのせいか芝居をしたという感覚やカタルシスがなく、心配しながら試写を見ました。そうしたら、きっちり良い芝居、最高の芝居をしてましたよ」と自画自賛し、会場の笑いを誘っていた。 最後に、監督に連れて行かれたうどん屋のうどんを食べて映画化を決意したという亀山プロデューサーは「この夏はステーキのような脂っこい大作が公開