Microsoftは年内にリリース予定のブラウザ次期バージョン「Internet Explorer 7」を、最優先アップデートとして自動更新経由で配布する方針と同社が7月26日、IE公式ブログで明らかにしたそうですが、これはどうなんです?IE6にバグや致命的な欠陥があって改修できないならともかくも、IE7に強制移行させるだけの理由とは思えません。ユーザーにその目的や理由を明確に伝えることができないから、ひっそりとBlogで表明したんですかね?
IE 7ではActiveXのオプトイン方式やフィッシング対策フィルター、セキュリティ設定修正のための「Fix My Settings」機能といったセキュリティ強化が図られ、同社は正規版Windowsの全ユーザーに対してIE 7のインストールを推奨しているのですが、これは既にプラグインなどでも実装されています。これ以上にIE7は効果的な対策が施されていて、IE6プラットフォームでは実現できないという事でしょうか?
正式版は10〜12月期にWindows XP向けにリリース予定。インストール準備が整った時点で自動更新を使ってユーザーに通知し、主要機能を紹介する画面を表示。「Install」(インストールする)「Don't Install」(インストールしない)「Ask Me Later」(後で決める)の選択肢を提示する。