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July 21, 2006 space
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マツダ 「ロードスター」のハードトップモデルを発表

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マツダは欧州で、ハードトップを備える「MX-5 Roadster Coupe」を発表した。2006年7月20日から一般公開が始まる、ブリティッシュ・モーターショー(2006 British International Motor Show)で公開する。MX-5 Roadster Coupeは、ソフトトップを備える「MX-5」(日本名:ロードスター)のラインアップを拡充するものとの位置付け。
 

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 ルーフは、フロントとミドル、リアウインドーの三つに分割されて室内後部に格納する。ルーフ格納時にはこれらの上を、リアデッキカバーが覆う。ルーフの開閉時間は12秒で、市販の電動リトラクタブルハードトップの中では最短という。
 
 
 ソフトトップモデルと比べた車両増は約37kg増に抑えた。できるだけ重量増を抑えるため、樹脂製のルーフを採用した。
 
 
 ハードトップを採用するため、ルーフ格納部の開口幅を広げた。ただし、そのままでは車両の剛性が落ちてしまうため、後部ボディの各部に補強材を加え、最小限の重量増でソフトトップモデルと同等の剛性を確保した。
 
 
 ルーフはホイールベースの間に収め、前後重量配分の適正化やヨー慣性モーメントの低減を図った。また、サスペンションのダンパやスプリングの設定も適正化した。
 

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 車両寸法は、ルーフを閉じたときの全高が10mm高くなる程度の変更に抑えた。リアデッキカバーを備えたことで、リアデッキの前端はソフトトップモデルよりも40mm高い。トランクリッドは、後端部分でソフトトップモデルよりも20mm高く設定した。ルーフを車室内に収納するため、荷室スペースを犠牲にせず、ソフトトップモデルと同様に荷室容量は150Lを確保している。
 
 
 リアフェンダーは、高くなったリアデッキとのバランスを保つため、フェンダー上部の張り出し感を強めて外観のイメージをロードスターに近付けた。
 
 
 日本では「ロードスター パワーリトラクタブルハードトップ」、米国では「MX-5(Miata) Power Retractable Hard Top」として、それぞれ商品化する計画。現状では、発売時期や価格は未発表。
 

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