米国を代表する世界的ロックバンド「Red Hot Chili Peppers / レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」が、28日放送のテレビ朝日系「ミュージック・ステーション」(金曜・後8時)に生出演する。日本のテレビへの生出演や演奏はデビュー23年目で初めて。これまで7度来日し、日本でも高い人気を誇るが、ファンにとっては歴史的な出演となりそうだ。
「レッチリ」の愛称で日本でもファンの多いカリスマバンドのテレビ生出演が決まった。 日本のテレビ番組にはこれまでコメントVTRなどでの出演はあるが、生出演や演奏を披露するのは今回が初めて。本番では、藤原竜也主演の映画「デスノート」の主題歌にもなっている最新ヒット曲「ダニー・カリフォルニア」を披露する。約250人の観客を募集し、ライブ形式で生演奏するという。 レッチリは、ロックとヒップホップを混合した「ミクスチャーロック」の代表的バンドとして絶大な人気を誇り、アルバム総売り上げが5000万枚を超す世界的バンド。初めて全米1位を獲得した最新アルバム「ステイディアム・アーケイディアム」は、日本でも40万枚(世界400万枚)を突破し、初めてオリコン1位を記録した。 今回の生出演は、日本での売り上げが好調なことや、来日を重ねるうちにメンバーが日本への愛着を深めていったことなどが要因となり、関係者の粘り強い交渉が実を結んだ。これまで同番組にはスティービー・ワンダー、マライア・キャリーら多くの海外アーティストが出演してきたが、番組担当者も「出演が決定した時はスタッフ一同大興奮! 伝説のバンド、レッチリを生放送で見られる唯一のチャンス。夏の目玉ブッキングとなります」と張り切っている。