スーパー アグリF1 チームは、今週末のフランスGPにおいてフランク モンタニーが佐藤 琢磨のチームメイトとしてレースを継続することを発表した。また、その次のドイツGPからは山本 左近がモンタニーに代わってレースに出走することを明らかにした。
これによってモンタニーは彼の母国であるフランスGPを最後に、ホッケンハイムからは金曜サードドライバーに退くことになる。 今回の発表を受けて山本は次のようにコメントしている。
「これまで3回のレースウィークエンドにおける金曜日にSAF1チームはボクに多くのことを教えてくれたけど、同時にボクもチームにとって重要で価値ある情報をもたらすことができていたことを願っている。マニ クールはF3をドライブしていたときから知っているサーキットだから、再びそこをドライブすることが楽しみだ。チームは毎日進歩しているし、良いモチヴェーションを維持しているから、フランスで良い週末が過ごせない理由が分からないよ」
ともに前戦・米国GPまで契約していたモンタニーと左近が今大会もそれぞれ第2、第3ドライバーを務めるとあって、左近は目の前の任務に徹する構え。「ここ3戦で多くのことを学び、チームにも貢献できたと自負している。GP100周年のレースはF3(ユーロシリーズ)でも走ったことのあるコース。頑張りたい」と、あえてドイツGPにはふれなかった。
最下位が定位置になりつつあるチームにとって、待望の新型マシン「SA06」が投入される次戦で同時デビュー。“大型新人”左近の見せ場がやってくる。
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