「ファイナルファンタジーIII クリスタルエディション」は、DS用「ファイナルファンタジーIII」ソフトに、特別仕様のDS Liteを同梱したもの。このDS Liteは、クリスタルホワイトのDS Liteをベースに、キャラクタデザインを務める吉田明彦氏の描き下ろしイラストとタイトルロゴが描かれ、さらにシリアルナンバーも入れられる。
限定版となるため、数には限りがある。数量は未発表だが、確実に入手したい人は、早めに予約しておくといいだろう。
DS用「ファイナルファンタジーIII」の通常版は、「クリスタルエディション」と同日の8月24日に、5,980円で発売されることが既に発表されている。ちなみにDS Lite本体は16,800円なので、通常版の「ファイナルファンタジーIII」ソフトと合わせて購入した場合、「クリスタルエディション」と同じ価格になる。
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ドラゴンの住む山
デッシュがパーティーに加わる、ドラゴンの住む山です
ストーリー攻略
山頂付近でドラゴンにさらわれドラゴンの巣へ
ドラゴンの巣でデッシュと会話
デッシュがパーティーに加わり、「ミニマム」を入手出来ます
攻略ポイント
ドラゴンとの戦闘に切り替わりますが、通常のプレイでは素直に逃げたほうが無難です。一応倒せますが相当なレベルが必要になり、「ぬすむ」をしようしてもなにもありません。
アイテム入手可能場所
ドラゴンの住む山
フェニックスのお、エアロ、きんのはり
DS版ファイナルファンタジー3(FF3)クリア後の感想
Nintendo DS版 ファイナルファンタジーIII
スクウェア・エニックス 2006/08/24発売 5,980円
16年ぶりに晴れてリメイク発売されたFF3。今回のDS版も発売日に速攻入手 - 通勤電車の中で狂ったようにプレイし、いまはクリア後の充実感に浸っています。そんなオヤヂゲーマーの、DS版に対する愛ある感想をだらだら述べてみようと思います。当然のごとく、美化された過去の思い出に対する相対比較になってしまっている点はご愛嬌。あと思いっきりネタバレしてます。ご注意。
良かった点
全体的なゲームバランス調整
敵の強さとのバランスにおいてウェイトが高いと感じたのは「武器防具の性能」。特に防具重要。数値的に敵の攻撃力を下回っているとボコられるも、わずかでも上回っていればびっくりするほどダメージが軽減される作りになっています。なので、基本的にその時点で防具屋で売られている最高の品が装備できていれば、苦無く先に進める場面が多かった気がします。その代わり資金をためるのが大変。そんな単純明快さがすき。
初代ファイナルファンタジーで、ミスリルソード 4000ギルを買う為にオーガ倒しまくって金貯めたじゃないですか。あの印象が強いのかな。
3D化されたダンジョン
フィールドはあまり立体感を感じませんでしたが、一部ダンジョンでは3Dの良さが際立ってました。ドーガの洞窟で、巨大な空洞を螺旋上に深くもぐっていく感覚とかが好き。
キャラ設定がついた主人公4人
人物背景と名前がついて、それなりにストーリー性があがっていたと感じました。サスーン城の兵士イングスとサラ姫の間柄とかね。エンディングもグッときた。ナイス演出。
音楽が昔そのまま
旋律はオリジナルままで、音色をリアルに変えてみました的なアレンジが好き。本当はバリバリメタル調のボス戦BGMとか期待してたんですが・・・まぁそれは今後のBlack Magesに期待ってことで。※9末発売のサントラCDにはボーナストラックとしてBlack Magesアレンジ版ラスボス戦BGMが収録されるみたいッス。楽しみ。
風水師・吟遊詩人が大活躍
「ちけい」使ってもすぐ自爆してダメダメだった覚えのある風水師が、バランス調整されてめちゃめちゃ使えるジョブになってます。自爆しなくなった+ちけいのダメージもイイ感じに。中盤は黒導師向けの高性能防具が無いため(インビンシブルで黒のローブ買える様になるまで)、代わりに大活躍でした。吟遊詩人も同様。「ぼうぎょのうた」「こうげきのうた」「まもりのうた」は効果絶大。なので中盤のパーティ構成はずっと肉弾戦ジョブ+風水師+風水師+吟遊詩人の構成で爽快な戦闘を堪能できました。ナイスバランス調整。
※狩人・シーフ・学者はやっぱり使わなかったなぁ・・・。
意外に感じた点
忍者・賢者が最強では無い
エウレカ最深層で入手できる最強ジョブだったじゃないですか。忍者はラグナロクとエクスカリバー持ってブンブン振り回せたし (16回ヒット 9999)、賢者はメガフレア使えたし (敵全体に9999)。最終パーティー構成は、また忍者 x2、賢者 x2 だ!って、ゲーム買う前から心躍らせてたんすよ。
でも、土のクリスタル開放時に、何故か「空手家」とか「導士」とかと並んで入手できちゃってびっくり。さらに、忍者はシーフと魔剣士をあわせた程度の武具しか装備できないし、賢者は召喚魔法に関しては「幻術師」と同レベルだし(メガフレア不可)。全体的なゲームバランスを考えての調整だったのだろうし、ゲームがつまらなくなるわけでもないけど・・・なんつうか、
オヤヂゲーマーの期待と夢がほんのちょっと崩れちゃったかな?
最終ダンジョンにセーブポイントがやっぱり無い
これは当時そのままかよ!(笑)。昔同様、クリスタルタワー > 闇の世界の間はセーブ不可、闇の世界に踏み込んだらテレポも不可。でもゲームバランス調整のおかげで、2時間位でクリアは出来たし、クリア後の状態をセーブできるので、まぁいいかも。オヤジゲーマーと、新規体験者の双方を鑑みた上での良い判断なのでは。
裏ワザ - 魔法無限増殖
あまりに簡単にできてしまう辺り、裏ワザなのかバグなのか微妙だと思いました。当時の「アイテム変化」ワザとか、結構手間かかったし。原作へのオマージュとして、意図して仕組んだのなら素敵だけど・・・どうなんでしょうね。
装備画面のインターフェースが微妙に不便
L/Rボタンでアイテム一覧をページ送りにできない点。原作はどうだったか覚えてないけど、これくらいはついていても良かったのでは。戦闘中に、一覧の真ん中位にある「ほのおのつえ」を使いたくて毎回十字キー連打したりとか。
公式サイトに上がっている各キャラのジョブ絵が前に押し出されてない
スクエニの公式サイト行くと、各キャラ x 全ジョブごとのカワイーキャライラストが見られるんですが、これが結構好印象で。ゲーム中もジョブチェンジ画面でこれらイラストが見れるかなぁと期待してたものの、顔アップ部分だけステータス画面に出てくる程度でした。ちょっと残念。
敵は同時に3体まで
1回の戦闘ではMAX3体までしか出現しません。それはそれで戦略が単純化されて楽なんだけど、なんとなく、全体魔法の存在意義が薄れた気がします。殴り系ジョブ2人いると、3体中2体倒しちゃった後にメガフレア、みたいな。オーディンで6体まとめて瞬殺する爽快感とかに、昔は心躍ってた・・・気がするので。
ドラゴンが強すぎる件について
クリスタルタワー上階層に出現する、例のオニオンシリーズを隠し持ってる連中。なんかあいつ等強すぎじゃない?あんな強かったっけ?クリア直前のレベルと装備で挑むも、速攻全滅させられました。ザンデよりも暗闇の雲よりも確実に強い。
寂しかった点
モグネットしないと隠し要素が楽しめない
隠しジョブ「たまねぎ剣士」を入手するにも、裏ボスと戦うにも、すべてを遊びつくす為には、モグネットを利用して同じDS版FF3を持っている友達とメール交換を7回以上することが必須な点が、オヤヂには寂しく思えました。だって気軽にモグネットしてくれる友達周りにいねーもん(涙)。あれ、これは俺自身の問題?
一応Wi-Fi通信機能を使ってインターネット上の見知らぬ相手にメール送ることも出来るような作りになっていますが、事前にフレンドコードの交換が必要なようで、いついっても誰もいない orz。寂しかったス。
まとめ
以上、年甲斐も無く熱っぽく語っちゃいましたが、それもこの作品への想い入れがあるからこそ。久しぶりに楽しくゲームできました。スクエニと開発陣に感謝です。
唯一気になる点は、
当時、ファイファンって呼び方はどの程度認知されていたのか