日本産業デザイン振興会は、東京ビッグサイトで8月に開催するデザインフェア「グッドデザイン・プレゼンテーション(GDP)2006」の概要を発表した。2006年度グッドデザイン賞に応募した作品のうち、1次審査を通過した約2500件が一堂に会す。
GDPは、グッドデザイン賞の2006年度ノミネート対象を公開して行われるアジア最大のデザインフェア。会場には、2006年度グッドデザイン賞に応募した作品のうち、1次審査を通過した約1400社/2500件が展示され、来場者は「商品デザイン」「建築・環境デザイン」「コミュニケーションデザイン」「新領域デザイン」「ロングライフデザイン」というジャンルごとに最新のデザインを一堂に見ることができる。 新企画として企業の先行研究やデザイン系学校によるデザインをテーマにした「デザインコミュニケーション」や、エコロジー、スポーツ、自動車など人々の関心が高い5つのジャンルを掘り下げる提案ゾーン「デザインスクエア」、さらに50年間の歴史を振り返る記念展示スペースなどを設置。特設ステージでは、第一線で活躍するデザイナーと審査委員の公開プレゼンテーション審査やトークショーも行われる。 2006年グッドデザイン賞受賞商品が決定しました!応募された数千点の中から、遂に2006年のグッドデザイン賞受賞商品が決定、発表されました。Amazon.co.jpグッドデザイン賞ストアでは、取扱商品の中から受賞商品をいち早くピックアップ! 見て楽しい、買って楽しい、そしてもちろん使ってもグッド(デザイン)な商品がズラリ。最新のグッドデザインとショッピングをお楽しみください。 展示会のテーマは「Think Good」。 グッドデザイン・プレゼンテーション2006 開催日 8月23日(18時〜21時) 8月24日(10時〜18時) 8月25日(10時〜20時) 8月26日(10時〜16時) 会場 東京ビッグサイト 東展示棟4/5/6ホール 入場料 1000円(税込み/4日間共通) 主催 財団法人日本産業デザイン振興会、株式会社丹青社 2006年度グッドデザイン大賞 2006年のグッドデザイン大賞が発表されました。すでに選出済みのベスト15の中から、会場の投票により“グッドデザイン大賞”の栄冠は、三菱自動車工業(株)(以下三菱自)の軽自動車“i(アイ)”が輝きましたが、2005年程のインパクトはないですね。デザインは確かに奇抜で街中を走る姿は特異ですが、機能を備えたインダストリアル・デザインとしては、いまいちかなと個人的には思ってしまいます。 今年で50回目を迎えたグッドデザイン賞には、国内外から3000社を超える応募があったという。特に今年は韓国や台湾からの応募も多く、ベスト15にも韓国サムソン電子社のビデオカムコーダーが入るなど、国際的な知名度の広がりを示す節目の年となった。 グッドデザイン賞の選定は、1〜2次の審査を経て、金賞、そしてベスト15に当たる特別賞の選定が行なわれた。2006年度グッドデザイン賞を受賞したプロダクトは、1034件にのぼる。そして25日の大賞選出・表彰式では、ベスト15に選ばれたプロダクトのそれぞれについて、会場でプレゼンテーションを行ない、来場したグッドデザイン賞受賞者による投票で大賞作品が選出された。 会場にはベスト15各プロダクトの展示説明ブースが置かれたほか、各プロダクトの担当者がステージ上で投票者にプレゼンテーションを行なう時間も設けられた。ただし持ち時間は3分と厳しく制限されていたため、話が終わらなかったりプレゼンテーションソフトの操作がうまくいかなかったりと、本番ならではのトラブルも起きていた。