沖縄出身+モデル出身、勝利の方程式。2007年4月放送開始のNHK連続テレビ小説「どんど晴れ」のヒロインに、2156人の中からオーディションで選ばれた比嘉愛未さん(20)が決定、5日の発表会見でお披露目された。 沖縄県出身でモデルなどとして活躍している比嘉さんは「ここに座るまで信じられませんでした。見てくれる人がさわやかな気持ちになるようなドラマにしたいです」と意気込みを語った。
NHK76作目となるドラマは、都会育ちのヒロイン・浅倉夏美が、ひょんなことから岩手県の名門旅館でおかみとして働くことになり、岩手の伝統と雄大な自然を舞台に成長していく姿を描く。脚本は、TBS系のテレビドラマ「若葉のころ」や「おいしいプロポーズ」の小松江里子さんが担当。 タイトルは、岩手の民話の最後に使われる「どんどはれ」(めでたしめでたしという意味)から取った。10月中旬に岩手県ロケでクランクインし、07年4月3日から9月29日まで全156話を放送予定。 内藤慎介チーフプロデューサーは「面接の中で与える課題に素直に反応して吸収してくれたことと、朝には欠かせない笑顔。自由奔放で、朝にすごく気持ちよく見られると思った」と比嘉さんに決めたという。夏美という役について比嘉さんは「元気で明るい女性と聞いているので、私に似ていると思います。