MotorolaはU2のボノが推進するエイズ撲滅運動「RED」に協賛。赤いMOTOSLVRの販売と通話による売り上げの一部を、アフリカのエイズ撲滅運動に寄付する。 Motorolaは5月15日、U2のリードボーカル、ボノらが立ち上げたエイズ撲滅運動の「RED」に協賛して、英国で赤い超薄型携帯「MOTOSLVR」を発売した。
「RED」はボノらが1月の世界経済フォーラムで立ち上げた製品プロジェクト。民間からの資金をエイズ対策に還流させることを目指しており、American Express、GAP、Armaniなどが協賛製品を発売している。 Motorolaでは英国のBT Mobile、Orange、T-Mobile、Vodafoneといった携帯キャリアおよび販売店と協力。赤いMOTOSLVRが1台販売されるごとに10ポンド、およびMOTOSLVRでキャリアが上げた売り上げのうち5%をアフリカのエイズ撲滅運動に寄付する。 同社によれば、携帯電話の販売3台分で、アフリカのエイズ孤児1人の1年分の食事と学資代をまかなうことができ、年間の携帯電話利用料の5%でHIVの母子感染を防ぐ処置を180回提供できるという。