インドネシアの伝統食品、大豆とテンペ菌からうまれた大豆発酵食品てんぺ。表面を白い菌糸のテンペ菌が覆い、ブロック状に固まっています。納豆のようにねばを引かず、大豆の煮豆のような味わいで、さくさくとした歯ごたえがあります。たんざく状に切り、素揚げ後、あんかけにして頂くとひじょーに美味しい。無農薬・無添加・無漂白です。
インドネシアの伝統食で、日本でも普及し始めた発酵食品「テンペ」に糖尿病や動脈硬化など生活習慣病を予防する効果のあることが、岡山大医歯薬学総合研究科の松浦栄次助教授らの研究で分かった。 こうした効果に注目し、新たな商品開発に乗り出す企業なども現れている。 テンペは、ハイビスカスなどの葉の表面に付着したテンペ菌を、煮た大豆に混ぜて発酵させた食品。クリに似た風味で、インドネシアでは揚げ物や炊き込みご飯の食材に用いられている。 テンペは大豆を発酵させて作る加工食品です。発酵させて作ることから「インドネシアの納豆」などとも呼ばれますが、納豆とは別物。納豆は細菌の一種である納豆菌で大豆を発酵させますが、テンペはカビの仲間であるテンペ菌を使う点が、大きな違いです。納豆に比べゆっくりと発酵が進むため、独特の匂いや糸を引く粘りはありません。 松浦助教授らは、男女56人に大豆テンペを50グラムずつ4週間食べさせ、摂取前後の血液を比較したところ、すべての人で糖尿病に近付いた程度を示す物質が減少し、テンペの摂取をやめた後も効果は2週間続いた。 ■「テンペ」現代の生活習慣病予防効果!期待