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June 30, 2006 space
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「Google Checkout」グーグルチェックとでも呼べばいいのでしょうか!

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グーグルチェック「Google Checkout」は、ネットで「Gbuy」と噂されていたグーグルの決済サービスがその名称です。チェックと呼ぶのが日本ではいいのかなと思いますが・・・6月29日に正式発表された「Google Checkout」の登場で、USでは、AmazonやeBay、PayPalがライバルとなり、日本ではYahooオークションと楽天、そしてAmazon?TSUTAYA online 辺りが競合となりそうです。
 
 Find it with Google. Buy it with Google Checkout. 

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 Google Checkoutとは、購入プロセスの単純化と検索との連動でワンストップのオンラインショッピングシステムを提供するものなのですが、なぜグーグルが決済サービスを開始したかと言えば単純に、今のネットショッピングが不便だからなのです。
 
 
 確かにAmazonやYahooに登録したユーザーは、そこにある物なら簡単に購入できますが、毎日・毎週・毎月そこでしか買わない訳ではなく、自分の欲しいもの・新製品・珍しいものなどネットで検索して、見つけた所で、ユーザー登録をしてカード情報を入れてと面倒なことを何度も繰り返す必要があるのです。このような場合、しばらく時間がたってから思い出して同じものを購入しようと訪れても、ユーザーIDやパスワードを忘れてしまい、再登録することもあるでしょう。
 
 
 グーグルでは、ネットショッピングで、AmazonやYahooを訪れても、実際に購入に至るのは8%としています。目的を持ってサイトに行っても92%買わないのは、「ショッピングサイトごとに独立した決済システム」「ショッピングカートのチェックアウトにかかる手間の煩雑さや時間のロス」と分析したのです。
 
 
 このような思想とデータを元に、今回のグーグルチェックが登場しました。アカウントの分散は管理が煩雑なだけでなく、昨今の個人情報漏えい問題に見られるように、ユーザーにとってはセキュリティ上の不安を抱えるものとなる。Google Checkoutではアカウント情報を一元管理し、ショッピングサイトでのチェックアウト時など、必要なときにGoogleアカウントでログインするだけで決済を完了することができます。
 
 
 また、グーグルチェックはグーグルに広告を出すショッピングサイトにもメリットがあります。
 
 広告を出しているスポンサーのサイトが、グーグルチェックに対応したショッピングサイトの場合、スポンサー広告の部分にショッピングカートのアイコンを表示し、クリックしたユーザーをそのままショッピングカートの場面まで誘導させることができる。これにより、広告での集客効果をより高めることを狙えるのです。
 
 
 今後はSEOなんてマジックのようなものを使うのではなく、グーグルチェックで広告の効果も倍増できるかもしれません。
 
 
 しかも、グーグルでは、購入時の手数料を個々の買い物プロセスあたり「商品金額の2%+0.2ドル」に設定する計画と言われています。また、もしショッピングサイトがAdWords経由でGoogleにテキスト広告を出稿していると、この手数料が無料になるという(売上がAdWords広告への出稿料金の10倍を超えるまで)など、広告を出す=販売に直接繋がる可能性があるのです。
 
 
Google Checkout(米国)
  Find it with Google. Buy it with Google Checkout.
 
 

 eBayが利用者に「Google Checkout」での決済を禁止

 米eBayは6日、利用者に対して米Googleの新決済サービス「Google Checkout」の利用を禁止したことを明らかにした。

 Google CheckoutはGoogleが先日発表したクレジットカードによるサイト横断的な仲介決済サービスで、eBayが提供する決済サービスのPayPalと異なる点はあるものの、多くの部分で競合し、特にオークション最大手eBayのビジネスにとって大きな影響を与えると考えられている。

 今回eBayは、出品者が利用できる決済方法を明示した「Accepted Payments Policy」文書を2005年10月以来初めて更新し、その中で利用できない多くの決済サービスの中の1つとして「Google Checkout」を明記した。

 eBayの決済ポリシーについて、eBayの信頼と安全部門担当上級副社長のRob Chesnut氏は、「Accepted Payments Policy」文書が2005年10月に用意された理由としては、「eBay出品者が提示する決済手段の多くが高水準の安全性と利便性を提供している一方、eBayマーケットプレイスにとっては全く適切でないものもあった」として「安全で、便利な決済手段がeBayにとって重要な要素であるため、市場の価値を守るための措置」と説明。今回のポリシー更新についても、「eBayマーケットプレイスにとって適切でないと我々が決断した決済手段を明示するためにポリシーをアップデートした」としている。

 Rob Chesnut氏はまた、「eBayの評価は、その特定のサービスがeBayマーケットプレイスにとって適切かどうかという1点においてなされている。eBayで利用できない決済段も、他の場合には利用者にとって使いやすいサービスであるかもしれない」と付け加えている。しかし、禁止されている決済サービスがなぜeBayにとって適切でないかという具体的な説明はなされていない。

 同決済ポリシーの冒頭には「eBayは出品者に対して決済手段としてPayPalを使用することを強く推奨する」とあり、実質的に同社自身の決済サービスを強く押し進めている。eBay利用者がこの文書に従わずに禁止された決済サービスを利用した場合、アカウントの抹消措置を執られる可能性もあるという。

 eBayは、PayPal以外にも14社の決済サービスが利用可能であることを明示しているが、Google Checkoutのような注目を集めている決済サービスが利用できなくなることは、eBayを販路の1つと考えている出品者にとって大きな打撃となる可能性があり、今後出品数などへの影響が注目される。


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HOMENews BlogsFinance Google | June 30, 2006 |  twitter Livedoor Buzzurl はてな Yahoo!ブックマーク人が登録
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