F1のドン、バーニー エクレストンがF1の主催の権利を一部手放して、独立系投資グループ、CVCキャピタル・パートナーズによるF1買収が、8月までに正式承認されることになったようです。これである意味個人の独占体制で運営されてきたF1が組織運営に切り替わり、その収益の配分やレースの運営にも好影響となればいいのですが。
現在、CVCが4分の3の権利を握っているスペインのスポーツマーケティング会社ドルナに対しては、6社が買収を打診中だ。ドルナはF1の2輪版といえるMotoGPを運営している。 F1権利を取得する上で、CVCのドルナ売却がEC(欧州委員会)によって課せられた条件だった。 イギリスの『Times(タイムズ)』紙はドルナの資産価値を6億3,000万ドル(約724億5,000万円)と見積もっている。1998年にCVCが買収した時の価格は8,200万ドル(約94億3,000万円)。CVCは大きな差益を手にすることになるのだ。 ドルナはMotoGPの権利を、少なくとも2026年まで保有していると言われている。 一方で、エクレストンが行ってきたF1に関する商業圏を統括より、莫大な財産を築き上げていることでも有名で、2003年の英サンデー・タイムズ紙の長者番付では、推定資産24億ポンドで英国で3位にランクされていた。また、2004年には23億4,300百万ポンドに減少したとは言え、なお8位にランクされていた。 ■F1グッズ
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