壮大な修道院が立つフランス西部の小島で、世界遺産に登録されている(Mont-Saint-Michel and its Bay)モン・サン・ミッシェルとその湾の周囲に砂が堆積(たいせき)し、本土と地続きになるのを防ぐため、同国政府は16日、約1億6400万ユーロ(約239億円)をかけた景観保全事業に着手した。
(Mont-Saint-Michel and its Bay)モン・サン・ミッシェルはフランス西海岸、サン・マロ湾上に浮かぶ小島に築かれた修道院である。カトリックの巡礼地のひとつであり「西洋の驚異」 と称され、1979年「モンサンミシェルとその湾」としてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録され、1994年10月にはラムサール条約登録地となった。