俳優の吉岡秀隆(35)、女優の柴咲コウ(24)らが出演するフジテレビ系連続ドラマ「Dr.コトー診療所」の新シリーズが、10月から放送されることが15日、分かった。03年7〜9月に放送、平均視聴率19%を記録した人気作の続編で、このほど収録がスタート。沖縄県・与那国島で長期ロケが予定されている。
南国の孤島で離島医療にかける青年外科医と、島の人々の触れ合いを描いた「Dr.コトー」が再び連ドラで帰ってくる。 「Dr.コトー診療所」は「週刊ヤングサンデー」に連載中の同名人気コミックを03年7月に連ドラ化。平均19・0%の高視聴率を記録した。その後、04年1月、11月に、ともに2夜連続で特別編を放送。DVD計3万5000本を売り上げたヒット作だ。 10月から放送されるのは「Dr.コトー診療所2006」と題した続編。現実さながら、前回の連ドラから3年の月日が経過し、成長した登場人物の姿を描く。 今回も沖縄・与那国島で、60日以上の長期ロケを敢行。また、「−2006」では、第1話から柴咲演じる星野彩佳の病気が発覚するなど、前回以上に衝撃的に物語が展開していくという。 吉岡の連ドラ出演は前回の「Dr.コトー」以来3年3か月ぶり、柴咲は04年4月のTBS系「オレンジデイズ」以来2年半ぶり。最近は映画が活躍の中心となっている2人だけに、久々の連ドラ出演となる。 吉岡は「コトー先生が持つ大きな志を忘れず、精いっぱい大切に演じたい。コトー先生のセリフにもあるよう、みんなが元気になって喜んでくれればうれしい」。柴咲は「彩佳は25歳から28歳へと成長していて、私自身も年を重ねているんですね。登場人物の成長や心の揺れを、見ている人みんなが感じて一緒に笑ったり泣いたり、感動したりしてほしい」とそれぞれコメント。このほど収録がスタートしたが、自然体で臨んでいる。 お帰り!コトー先生…「Dr.コトー診療所」連ドラ復活 フジテレビ系で平成15年に放送され、スペシャル版とともに高視聴率をあげた俳優、吉岡秀隆(35)の主演ドラマ「Dr.コトー診療所」が、10月に連続ドラマで復活することが15日、分かった。南海の離島を舞台に吉岡、柴咲コウ(24)らおなじみの出演者が再集結。あっと驚く新展開もあり、再び大きな反響を呼びそうだ。 「Dr.コトー」は、南海の孤島を舞台に、吉岡扮する青年医師・五島健助(コトー)と島民の触れ合い、離島医療の現状を描いたヒューマンドラマ。 平成15年7月期の連ドラとして放送され、平均視聴率19.0%をマーク。翌年1月と11月に特別編が放送され、それぞれ高視聴率を獲得した。 3年ぶりの連ドラ復活となる「Dr.コトー診療所2006」では、島と一体となって撮影されてきた同シリーズらしく、実際に3年後の同じ島が舞台。町も島の人々も同じだけの月日が流れており、島の変化と合わせて物語を楽しむことができそうだ。 そして、今回の大きな見どころになるのが、コトーが信頼を寄せる柴咲扮する看護師・彩佳との関係。第1話から彩佳の病気が発覚するという驚きの展開で始まるといい、衝撃を受けたコトーが現実にどのように立ち向かっていくのか、2人の関係はどう変わっていくのかも注目される。 ほかにも時任三郎(48)、大塚寧々(38)、泉谷しげる(58)、筧利夫(43)、小林薫(54)といったおなじみの面々が勢ぞろい。撮影は東京ロケがすでにクランクイン、間もなく始まる日本の最西端の島、沖縄・与那国島では、計60日以上の撮影が予定されており、より島と一体になったスケール感ある物語が期待できそうだ。 前作以来の連ドラ出演となる吉岡は「コトー先生が持つ大きな志を忘れず、精一杯大切に演じたい」とコメント。柴咲は島の人々ともすっかり顔なじみになっていたようで、「いつも行っていたご飯屋さんが1つ無くなったと聞いて残念」とガッカリしたが、「登場人物たちの成長や心の揺れや葛藤を見ている人に感じてほしい」と話している。
結婚秒読みに入った 柴咲コウと妻夫木聡 これが柴咲コウ(25)の「独身最後のドラマ出演」になるかもしれない。10月12日スタートの連続ドラマ「Dr.コトー診療所2006」(フジテレビ)だ。 柴咲はこのドラマで看護師の彩佳役を演じるが、初回から重病という設定のため、早ければ3回ほどで“降板”するとみられている。早々に“お役御免”となることに柴咲が不満かといえば、そうでもないらしい。20日の完成披露記者会見では、フリフリのキャミソール姿で現れて笑顔を振りまいていた。 「柴咲は沖縄・与那国島の長期ロケに乗り気ではなかったから、“早期降板”は願ったりかなったりでしょう。それに彼女には東京から離れたくない別の理由もあったようです」(芸能ライター)“別の理由”とは交際が伝えられる妻夫木聡(25)の存在だ。柴咲と妻夫木は2年前にドラマ「オレンジデイズ」(TBS)で共演して知り合い、“朝までデート”や“婚前旅行”が報じられた。最近では柴咲が妻夫木の近所に居を構え、“結婚秒読み”とみられている。 「柴咲は今年8月の誕生日に、和食料理店で妻夫木を父親に紹介したと報じられました。双方の所属事務所も2人の結婚について話し合い、了解済みといわれています。結婚はいよいよ間近のようです」 柴咲は今年に入って「県庁の星」「日本沈没」など立て続けに4本の映画に出演。来年は妻夫木との共演で話題の映画「どろろ」、宮藤官九郎の脚本で前評判が高い「舞妓Haaaan!!!」に出演する。 柴咲は「Dr.コトー」以降にドラマ出演の予定はない。このドラマは結婚前の最後の作品になる可能性大だ。 「Dr.コトー」で病魔に侵される柴咲にガ然注目が集まりそうだ。