何かと話題のファンドですが、これはまともなか!?京都市の繁華街に残る町家の活用を目指す京都不動産投資顧問業協会が、和装小物店や飲食店が入る3軒について、一般からの出資を募るそうです。 これは1口10万円で期間は5年間。店舗からの家賃が配当に回る仕組みで、同協会の岡本秀巳理事長は「ファンの出資で、町家の保全につながれば」と期待する。 ファン?がファンド・・・
都市部の大型ビルなどで盛んな「証券化」という手法。詳細は18日午後1時半から、下京区の「ひと・まち交流館京都」で開く「京町家証券化シンポジウム」で説明される。 対象となる町家3軒は、同協会が設立した特定目的会社が所有。取得費用1億500万円のうち、5500万円分について一般からの出資を募る。2軒には、和装小物店やフランス料理店が入居。もう1軒は改装中で、秋に飲食店が開店する予定という。 3軒は5年後に売却する計画で、取得費用を上回る利益が出れば、出資者への配当が上積みされるが、一定額を下回ると出資金から差し引かれる。 問い合わせは同協会(075・351・0631)へ。