まさかこんな使い方がいち早く導入されるとは、天下のドコモも思っていなかったでしょう。電子マネー市場が思うように立ち上がらない中で、パチンコの玉貸機などを販売する日本ゲームカードが、NTTドコモの携帯電話の電子マネー機能を活用し、携帯端末をかざすだけで玉を借りることができる貸機の新機種を今月中旬から発売すると発表しました。 電子マネーに対応した貸機は業界初のシステムとなるそうですが、それ以前に、コンビニしかまともな電子マネーの使い道ありませんから・・・。
今回、日本ゲームカードが開発した新機種はルテルナシリーズの「EKタイプ」で、パチンコとパチスロ用があるようですが、今のこの業界ってどっちが主流なんでしょうか!? どちらにしても利用者は、ドコモの電子マネー機能「おサイフケータイ」が搭載された携帯で日本ゲームカードが運営する電子マネーサービス「イーモン」に登録。携帯に入金した電子マネーで、パチンコ台の前に座ったままで玉を台に投入することができる。1日の入金限度額は3万円に設定したそうですが、これはいいかもしれませんね。 遊戯に熱くなって、数万投資する方々も多いと聞きますので、3万でも限度があればこの範囲で遊ぼうと我慢できるかも・・しれません。 同社は「au(KDDI)やボーダフォンとも交渉している」とし、ドコモ以外の携帯にも同様のサービスを拡張する考えだそうですが、確かにドコモユーザーしか遊戯場で遊べないと言うのは問題でしょう。