ノキアが発売する超〜高級携帯電話Vertu Signatureの「廉価版」が4900ドル(60万円)ゴールドモデルは1万8750ドル(200万円)、またプラチナを使ったモデルは3万1850ドル(350万円)で、ダイアモンド入りのモデルでは、んなんと8万ドル・・・って日本円で900万円です。セレブ大国米国で宝飾店などで販売されているそうです。
中国では金ピカに飾りつけた携帯電話が人気と言われていましたが、誰でも携帯電話を持っているのが当たり前の世の中では、セレブも人の子、時計にこだわり高級志向に走ったのと同じく、携帯電話も高級志向なんでしょうね。
Vertuは、プラチナ、金、ダイヤモンドを使った非常に高額な携帯電話を手掛けており、富裕層を顧客ターゲットとしている。
「現在、需要に応えることができない状態だ。今年の売り上げは2倍以上に膨らんでいる。このペースが来年も続くことを願っている」と、Vertuのマーケティングディレクター、クリス・ハリス氏は記者会見外のReutersの取材で語った。
ハリス氏はまた、Vertuの新たな携帯モデルの小売販売が来月から開始され、これも売上増に貢献すると期待していると話した。
Vertuは単独の詳しい業績については明らかにしておらず、同社の数字はNokia携帯電話部門の業績に含められている。
アナリストらは、今年Nokiaは約3億3000万台の携帯電話を平均単価約100ユーロ(129米ドル)で販売すると予想しているのに対し、ハリス氏によれば、ハリス氏によれば、Vertuが扱う携帯モデルの最高価格は4000ユーロで、売れ行きは「数万台」という。
「まだ数十万台には到達していないが、当社の目標はそこにある」と同氏。
ここ数十年間の平均成長率を上回る世界経済の恩恵を享受しているVertuだが、特にカギとなる米コンシューマー市場の成長速度が今後緩まる徴候も出始めている。