サービス体系は、月額課金の定額制サービスがPC上に楽曲をダウンロードして再生できる「Napster Basic」と、PCダウンロードおよびWindows Media Player 10に対応したポータブルデバイスに転送可能な「Napster To GO」の2種類を用意。ダウンロードした楽曲は固有IDの利用によって、最大3台のPCで共有が可能。ストリーミング再生にも対応する。
加えて、楽曲・アルバム単位で購入可能な「Napster a la carte」も用意する。定額制サービスの利用料金に関して同社では、「米国の月額9.95ドル(Napster Basic)、月額14.95ドル(Napster To GO)と、大きく料金が異なることにはならないのではないか」としている。また、Napster a la carteに関しては、「他の音楽配信サービスと同程度になる見込み」だという。なお、サービス名称に関しては仮称で、今後変更になる場合がある。
対応OSはWindows XP/2000、Windows Media Player 7.1以降となるが、Napster To GOではWindows XP、Windows Media Player 10が必要になる。Windows Vistaについてもサポートを表明している。
MP3/WMA/WAVファイルの再生に対応した、フラッシュメモリ内蔵型のポータブルオーディオプレーヤー。2モデルのメモリ容量以外の仕様は共通。WMA DRM10(Windows Media Digital Rights Management 10)をサポートしており、音楽配信定額制サービスに対応している。対応ビットレートはMP3/WMAともに8〜320kbps。
新サービスはWindows Media DRM 10 for Portable Devicesを採用する。対応機種として公表したプレーヤーは、基準を満たしていることを同社が検証した。対応機種は順次拡大し、年内には出荷ベースで200万台を超えるとしている。
今秋開始予定の新サービスは、PC用ソフトで再生する「Napster Basic」と、PC再生と3台までのプレーヤーへの転送に対応した「Napster To Go」の2つの定額制サービスと、楽曲やアルバム単位で購入する「Napster a la carte」。Napster To Goの利用にはWindows Media Player 10対応プレーヤーが必要。PC再生はダウンロードとストリーミングの両方で可能。対応PCはWindows 2000/XP。