東京の環状8号線(環八通り)がなんと半世紀(50年ですよ!)かかって完成したそうです。東京都北区岩淵町から羽田空港を結ぶ環状8号線(環八通り)44.2キロの最後の未開通区間が開通して、板橋区の環八高速下交差点近くの会場で、東京都などによる記念式典が開かれ、石原慎太郎知事らがテープカットを行った。 しかし、50年かけて作ったその労力も努力もすごい、なにより作るの忘れずに引継ぎを繰り返して完成させたのですから、賞賛に値します。
今回、念願の開通したのは、井荻トンネル(杉並区)〜目白通り(練馬区)間2.2キロと、川越街道(練馬区)〜環八高速下交差点(板橋区)間2.2キロ。環八通りの建設工事開始は1956年。半世紀がかりで全線開通に至った。環状道路としては環状7号線以来、都内で21年ぶりの全線開通となる。 「環八通り」全線開通で記念式典 東京都の南北を半円状に結ぶ幹線道路、環状8号(環八通り)の全線開通を翌日に控えた27日、新規開通区間2カ所で記念式典が開かれた。着工から完成までに要した期間は50年。都は開通により環状方向の交通が分散し、渋滞を緩和できると期待している。 板橋区の新規開通区間で開いた式典で、石原慎太郎都知事は「東京には効率良い道路が欠けている。10年後のオリンピックの条件整備のためにも一刻も早く解決しなければ」とあいさつ。あいにくの雨のためテント内でテープカットを行い、地元中学校の吹奏楽部が演奏するなか、来賓らを乗せた車が真新しい道路をパレードした。 28日に開通するのは、首都高速5号下(板橋区)―川越街道(練馬区)と練馬トンネル(同)―井荻トンネル(同)のそれぞれ2.2キロメートル。全線は44.2キロメートルになる。都内で環状線が全線開通するのは1985年の環状7号以来、21年ぶり。