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October 30, 2006 space
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テトリスDS 懐ゲーム復活は世代を超えた楽しさ!

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昔々ロシアからやってきた「テトリス」という単純なパズルゲームが、初代ファミコンからゲームセンターのアーケード、ゲームボーイ、プレイステーション、携帯電話まで何億台というとてつもない規模で搭載されて、世界中のユーザーに時間を費やして楽しまれてきた。
 


テトリスDS

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テトリスDS ただ落ちてくるブロックをひたすら積み上げては消していくという簡単なルールで、ブロックの形さえ分かれば、2色のどんな小さな白黒の画面でも楽しめてしまう。
 
 
 単純な音に乗ってどんどん落下するスピードがアップするブロックをはめ込んでいくうちに、ゲームのプレーヤーは“テトリス・ハイ”と呼ばれる、我を忘れ、多幸感、全能感、そして一瞬の判断ミスの向こうに横たわる絶望と紙一重の刹那感を味わうことができる。テトリスとは、脳内麻薬として合法的なドラッグそのものだ。
 
 
 
ニンテンドウDSLite この有名になりすぎたゲームを、再び最新のゲーム機、「ニンテンドーDS」で“楽しむ商品”として登場させるには、最新のハードを使って新しい仕掛けが必要となる。任天堂が用意したのは、かっての任天堂キャラクター達をドット絵で復活させて、音もファミコン時代の懐かしい音、そしてもちろん「ニンテンドーWi-Fiコネクション」による全世界オンライン対戦機能を搭載してきた。
 
 
 このテトリスDSには、ゲームモードが用意されて、それぞれが懐かしいゲームの世界に関連付けられている。
 
 

 テトリスって?
 
テトリスDS テトリスは、上から落ちてくる「テトリミノ」と呼ばれるブロックを横一列に並べて消していくパズ ルゲームです。ひとりでじっくり楽しめる。
 
 テトリスDSには、基本的なルールのテトリスが楽しめる「スタンダード」、相手の陣地までブ ロックを押し込む「プッシュ」、タッチペンを使ってテトリミノを操作する「タッチ」、限られたテトリ ミノを使って消していく「パズル」、次々に出される指令通りに消していく「ミッション」、ブロック を動かしてテトリミノをくっつけていく「キャッチ」の6つのモードがあります。
 
 
 みんなで対戦!
 
 ゲームシェアリングの機能を使えば、カード1枚で最大10人まで一緒に遊ぶことも可能です 。また、ニンテンドーWi-Fiコネクションを使って対戦する場合、世界中の人と最大4人まで同 時に対戦することができます。
 
 10人同時にテトリス対戦!
 1対1の押し合い対決!
 Wi-Fiで世界中のプレイヤーと対戦!

 
 「スタンダード」は「スーパーマリオ」。テトリミノ(落ちてくるブロックのこと)を正方形にくっつけて爆発させる「キャッチ」は「メトロイド」。“3ラインまとめて消せ”などの問題をクリアーしていく「ミッション」は「ゼルダの伝説」。いくつかのテトリミノですべてのラインを消す「パズル」は「ヨッシーのクッキー」。タッチペンを使って、積み上げられたブロックを崩していく「タッチ」は「バルーンファイト」。相手の陣地にテトリミノを送り込んで押し合う「プッシュ」は「ドンキーコング」という具合にうまく当てはめて作りこまれている。
 
 
 「スタンダード」を進めると「アイスクライマー」や「エキサイトバイク」、「ダックハント」なども登場する。それぞれのモードではドット絵風のキャラクターが跳ね回り、懐かしい音楽を聴きながらテトリスに没頭できる。
 
 
テトリスDS これは燃える! オンライン対戦で新しいテトリスを実感
 
 オンライン対戦では、世界中のプレーヤーと腕を競い合う「ワールド」と、あらかじめ「フレンドリスト」に登録し合った友だちと対戦する「フレンド」が選択できる。
 
 
 それぞれ「スタンダード2人(アイテムなし)」、「スタンダード4人(アイテムあり)」、「プッシュ」というモードがある。中でも人間相手の駆け引きを満喫できるのが、アイテムありの4人対戦となる。
 
 
 アイテムは、相手のテトリミノの落下速度が速くなる「キノコ」や、テトリミノが入れ替わる「バナナ」、テトリミノが回転できなくなる「かみなり」など、どれもこれもエグいものばかり。キノコやかみなりを続けざまに送り込まれたときには、つい友情を壊しかねない暴言が口をついて出て、ボイスチャットがなくて良かった!と思った。
 
 
 自分のブロックが2ライン消去される「こうら」や、相手の攻撃が無効になって“棒”(4つまっすぐつながったテトリミノ)しか来なくなる「スター」など、自分を有利にするアイテムもある。ニンテンドーDSの上の画面には、対戦相手のプレイ状況が表示されるので、これらのアイテムを投入するタイミングを計るのが楽しい。
 
 
 「フレンド」ではプレーヤー間で「ハンデ」を上下させたり、「チーム」アイコンを選んで共闘したりと、友だち同士ならではの柔軟な遊び方ができる。「ワールド」では、対戦相手の「勝利数」と「Wi-Fiレーティング」が表示される。レーティングは“5000”からスタートし、勝つと増え、負けると減っていく。格上の相手でもアイテム次第では一発逆転を狙えるかも。
 
 
 もちろん従来のように“ブロックをまとめて消す”のが勝利への一番の近道だ。対戦相手がかたわらにいるなら、2人から最大10人で「マルチプレイ」ができる。「ゲームシェアリング」に対応しているので、1本の「テトリスDS」と人数分のニンテンドーDSがあれば準備完了。10人で対戦する機会はまだないが、とんでもなく白熱するに違いない。
 
 
 懐かしいテトリスが、懐かしいドット絵のマリオやゼルダを味方につけて、新しい遊びを教えてくれた。懐かしいのに新しい、今までになくスリリングなテトリスが帰ってきた。
 
 
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