グーグル は24日、新しいアドワーズ広告の表示形式として、動画広告も利用できる「 Click-to-Play動画広告 」を追加した。現在のところ、米国、カナダ、日本でのみ提供されている。
Click-to-Play 動画広告はアドワーズ広告を表示している Google ネットワークのうち、イメージ広告を表示可能なサイト上に表示される。 ユーザーが広告をクリックすることで動画が動き始めるという方法を採用しており、潜在顧客のみを対象に動画でアピールすることが可能だ。グーグルは「情報を探しているときに邪魔にならないよう、ユーザー側にも快適な環境を保ちたいと考えた」としている。 また広告主は、広告費を CPM(表示回数ベースの課金)または PPC(クリック課金)から選択できる。動画の再生状況に関する情報も管理画面上で確認できる。 グーグルは「これまででは表示が難しかった、ビジュアル的にも、体験的にも、よりリッチな広告を提供できるようになることで、潜在顧客にリーチする方法がひとつ増えたことになる」と広告主側のメリットを説明。Click-to-Play 動画広告は、最長2分までの動画ファイルをアップロードするだけで始められるという。