国内では、ソニーが「VAIO type U」での16GBのNANDフラッシュメモリ採用を表明して6月下旬の発表を予定していますが、その倍の32GBもの容量を搭載したNANDフラッシュメモリをストレージとして動作するモバイルノート「NT-Q30-SSD」が韓国Samsung Electronicsから発表されました。Origamiプロジェクト準拠のUMPC「NT-Q1-SSD」もついでに・・発表です。
製品の写真を見ても通常のPCと見た目は何も変わらないのですが、PCのストレージをHDDからNANDフラッシュメモリの「SSD」(Solid State Disk)に置き換えた製品なので、通常のHDDよりも読み込みで3倍高速(53MB/sec)、書き込みで1.5倍高速(28MB/sec)としており、Windows XPの起動時間が25〜50%高速化するということです。この辺りの高速起動はモバイルユーザーにはありがたいですね。消費電力の点でも有利とのことです。