ソニー なんちゃってBlu-rayドライブ搭載ノートPC「Type A」

　
　ノートPCとしては大型の17型ディスプレイ搭載して、最強上位モデルの「VGN-AR70B」と「VGN-AR90S/PS」は解像度1,920×1,200ドットのフルHD液晶を搭載する。
　
　　
　まさかこんなに早い段階で搭載されるとは思わなかった、2層記録対応のBlu-ray Discドライブを内蔵して、しかもピックアップレンズを2基搭載することで、DVD/CDへの記録にも対応する。記録速度は、BD-R/RE 1倍速、DVD+R DL 2.4倍速、DVD-R DL 2倍速、DVD±R 8倍速、DVD-RAM 5倍速、DVD-RW 4倍速、CD-R/RW 8倍速。
　

　
　しかし、このBlu-rayは、Blu-ray Discレコーダ「BDZ-S77」との再生互換性がなく、再生はソフトウェアエンコードで行うため、「MPEG-4 AVC(H.264)やVC-1のコンテンツ再生時にはコマ落ちが発生することがある」としています。※要するにノートPCに搭載するBlu-rayエンコーダーの開発が間に合わなかったと言う事でしょうか・・・いまいち！
　
　
　このWinDVD BDのリージョンコード設定は5回まで変更可能で、Blu-ray Disc再生時にはACアダプタからの給電が必要となるなど、まだまだシステムとしては未完成な状態で、東芝HD-DVDに対抗する意味で、なんちゃってBlu-ray搭載ノートPCを出したと言う印象です。
　

　
　最近のAVノートPCに倣い、テレビ機能では、地上アナログチューナと地上デジタルチューナ搭載モデルをラインナップして、CTO販売の「VAIO・OWNER・MADE」で販売しするそうです。このモデルのみの設定として、Blu-rayへのハイビジョンムーブ機能にも対応可能。SD映像に変換するDVD-RAMへのムーブも行なえるようになっています。
　
　
　価格はオープンプライスで、店頭予想価格は店頭モデルの「VGN-AR70B」が40万円前後の見込み。また、地上デジタルチューナを追加可能な、CTO販売の「VAIO・OWNER・MADE」モデル、「VGN-AR90S」(Windows XP Home)が27万5,000円〜で、6月下旬より予約受付を開始する。
　
　

　
　
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