コンピューター安全対策会社マカフィーは、ヤフーなどの検索サイトで「movie(映画)」などといった簡単なキーワード検索をするだけで、コンピューターウイルスに感染する確率が5%になると発表した。 同社は今年1―4月にヤフーのほか、グーグルやマイクロソフトのMSNなど5つの検索サイトについて調査。いずれも英語でよく使われるキーワードで検索すると、ウイルスやスパイウエアを送信したり、電子メールアドレスなどの個人情報を盗む危険性があるサイトを表示した。
この危険性があるサイトを表示する割合はMSNが最も低く3.9%、ヤフーは4.3%、グーグルは5.3%だった。 危険なサイトに導かれる可能性が高いキーワードは「無料のスクリーンセーバー」「音楽ダウンロード」「ただのオンラインゲーム」などのほか、ポルノや賭博関連の用語だった。 同社は危険なサイトについて警告を出す安全対策ソフトのダウンロードを勧めている。