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October 28, 2006 space
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「グーグルブックサーチ」日本の出版社からの登録受付を開始

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グーグルは、書籍の内容を全文検索できる「グーグルブックサーチ」の日本語版の提供に向けて、出版社からの書籍の登録受付を開始した。グーグルでは書籍の登録やシステムの構築を進め、年内には検索サービスを開始したいとしている。
 
 

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 グーグルブックサーチは、英語圏では2003年に「Google Print」としてベータテストが開始され、現在は「Google Book Search」として提供されている。検索するとキーワードが含まれる書籍の一覧が表示され、さらにキーワードが含まれる書籍のページがWeb上で閲覧できる。また、通常のGoogleの検索ページでも、Webの検索結果の上に書籍検索の結果が表示される場合がある。
 
 
 グーグルでは、出版社から書籍を提供してもらい、スキャンしてデジタル化することで検索可能とする。スキャンなどの作業はグーグル側で行なうため、出版社側では書籍の郵送やISBNコードの登録といった手間だけで利用できる。登録対象とするのはISBNコードを持つ書籍で、雑誌は対象としない。検索結果のページには、出版社の直販サイトやオンライン書店などへのリンクが表示されるため、書籍の売上につながるプロモーションとして活用できると説明している。また、検索結果のページには広告が表示され、この広告による収入も出版社に対して支払われる。
 
 
 また、Googleブック検索で表示されるコンテンツは印刷やコピー、保存ができないように設定されている。各書籍には1カ月間で全体の何%までが閲覧可能かが設定されており、それを超えた閲覧はできない。全体の何%までを閲覧可能とするかは、出版社側で設定できる。
 
 
 米国のGoogle Book Searchでは、米ハーバード大学などの図書館と協力し、図書館所蔵の書籍をスキャンして検索可能とするプロジェクトも進めている。図書館からスキャンした書籍については、キーワードにマッチした前後数行だけが表示されるなど、著作権の引用表示の範囲にとどめているとしているが、出版業界団体などからは書籍を無断でスキャンすることに対して反発の声があり、訴訟も起こされている。
 
 
 グーグルでは、現時点で日本のGoogleブック検索では出版社が登録した書籍のみを検索対象とし、図書館などとの協力予定はないとしている。
 
 
■Googleブック検索について
  http://books.google.com/intl/ja/googlebooks/about.html
  Google Book Search(英文)
  http://books.google.com/

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