グーグルブックサーチは、英語圏では2003年に「Google Print」としてベータテストが開始され、現在は「Google Book Search」として提供されている。検索するとキーワードが含まれる書籍の一覧が表示され、さらにキーワードが含まれる書籍のページがWeb上で閲覧できる。また、通常のGoogleの検索ページでも、Webの検索結果の上に書籍検索の結果が表示される場合がある。
米国のGoogle Book Searchでは、米ハーバード大学などの図書館と協力し、図書館所蔵の書籍をスキャンして検索可能とするプロジェクトも進めている。図書館からスキャンした書籍については、キーワードにマッチした前後数行だけが表示されるなど、著作権の引用表示の範囲にとどめているとしているが、出版業界団体などからは書籍を無断でスキャンすることに対して反発の声があり、訴訟も起こされている。