カーナビを選ぶ際に、営業さんの豊富な経験からパイオニアの最高級カーナビ「サイバーナビ」ではなく、「HDD楽ナビ」を提案してくれました。この「HDD楽ナビ」は、カーナビのミドルレンジ価格帯で機能はサイバーナビと同等で使いやすさは抜群です！PCと連携したデータ更新なんて面倒でやりませんよ！この一言で決定でした。
パイオニアカロッツェリアのカーナビ サイバーナビ vs 楽ナビ機能比較ポイント
共通項目
HDDカーナビデータは同等
Bluetooth接続可能で通信＋携帯電話ハンズフリー通話も可能
ワンセグチューナーも追加可能
サイバーナビ
デザインがピアノ調とブルーイルミネーション
PC連携で地図データのダウンロード更新が可能
「ダウンロード版」16,800円（税込）。その差4,200円です。
現在地ボタンが超便利なリモコン付属
価格が高い！
楽ナビ
操作が簡単、検索も簡単なのは…
デザインはシルバーとオレンジイルミネーションの組み合わせ
データ更新は郵送21,000円（税込）
自宅ボタン一発で家に帰れます。
現在地に戻す操作が複雑（発声コマンド＞自宅を発音）
価格は比較的安い
そう言われても自分で納得しないと、リースとは言えこのナビを追加することで月額数千円のリース代金が追加されてしまうのですから、慎重になります。
まずは、ハイテク・オタクな私としては、気になるサイバーナビを調べます。
パイオニアHDDカーナビゲーションシステム「カロッツェリア サイバーナビ」は、PC連携機能があり、スマートループでカーナビが持つ走行速度や自動車位置など、様ざまな情報をネットワークを使って収集集められたデータをもとに統計処理、分析を行ない、ウェブ配信や最新データへのバージョンアップ時に各ユーザーへとデータを還元する仕組み。
スマートループ構想とは、カーナビが持つ走行速度や自動車位置など、様ざまな情報をネットワークを使って収集し、ユーザー間で共有しようというプローブの考え方にカロッツェリア独自の発想を加えた先進の構想です。カロッツェリアは将来を見据え、プローブのメリットをいち早くお客様に提供できるよう、着実にこの構想を具現化しています。
特徴
1. 渋滞情報の質・量の拡充はもちろんのこと、より広い視点を持ち、たとえば施設情報の拡充、ルートの質の向上など、カーナビの能力全般に渡る実用性の向上と新しい価値の創出を目指します。
2. お客様から得た情報を単にとりまとめて還元するだけでなく、カロッツェリア独自のデータを加えて加工することで、より有益な情報提供を目指します。
3. メリットを提供することで、多くのお客様の参加を目指します。
自宅にあるインターネット回線を利用し、サイバーナビのユーザー間で情報を共有化することで利便性を高める“スマートループ構想”を取り入れているのが特徴。そのシステムとして“蓄積型プローブ”機能を搭載している。
取り外して持ち運べるHDDユニット『ブレインユニット』と付属のリビングキットをUSB 2.0相当（独自コネクターを使用）でパソコンと接続し、HDD内に蓄積された渋滞やルートなどの情報をインターネット経由で同社のサーバーにアップロードする。その後、ユーザーから集められたデータをもとに統計処理、分析を行ない、ウェブ配信や最新データへのバージョンアップ時に各ユーザーへとデータを還元する仕組みだ。
現地に着いてからの最後の5分間を短縮させる“オートパーキングメモリー”機能を搭載。目的地近くの駐車場の入り口を自動的に記憶し、次回から効率のよいルートで誘導してくれる。目的地周辺に複数の駐車場がある場合は、8ヵ所まで登録でき、過去の使用履歴や目的地との位置関係から最適な駐車場へ誘導してくれる。
Bluetoothユニット「ND-BT1」を利用すれば、渋滞予測ルート検索も進化。同社の提供する“ウェザーライブ”情報を取得することで、晴れている日に空いている道、雨が降っている日に空いている道、といったような天気に対応した最適なルート検索ができる。
オービスライブ（有料）
全国各地のオービスポイントやねずみ捕り目撃ポイントのデータをナビゲーションで利用することができます。全国618ヵ所のオービスポイントとねずみ捕り目撃ポイント210ヵ所を収録し、オービスポイントをマークで知らせ、近づくにつれてアラーム音で知らせます。
オービスライブダウンロード費用/1回：2,100円（税込）
※オービスライブデータが消えてしまった場合、同一バージョンに限り無料でダウンロードできます。
※オービスデータの更新は年１回を予定しています。
※ねずみ捕りポイントは音声による案内のみで、画面表示はされません。
※収録データや性能はOption用「オービスROM」CNAD-OP07と同様です。
地上デジタルTVチューナー『GEX-P9DTV』と接続すれば、地上デジタルテレビ放送の受信が可能。移動時に便利なワンセグの受信もできる。そのほか、同社のiPodアダプター『CD-IB10II』にも対応しており、タッチパネルでiPodを操作できる。
7.0インチワイド液晶ディスプレーを搭載したインダッシュ型の『AVIC-VH009MD』
（6月上旬発売、価格35万7000円）
『AVIC-VH009』からMD再生機能を省いた『AVIC-VH009』
（6月上旬発売、価格33万6000円）
2DINサイズに7.0インチワイド液晶ディスプレーが一体『AVIC-ZH009』
（5月下旬発売、価格29万4000円）
7.0インチワイドの液晶ディスプレーが付属オンダッシュ型の『AVIC-XH009』
（6月下旬発売、価格30万4500円）
液晶ディスプレーなしでソースユニットのみの『AVIC-H009』
（6月上旬発売、価格21万円）の5機種。
■パイオニア カーナビ
パイオニアは車載用地上デジタルテレビチューナー「GEX-P7DTV」でワンセグ放送が受信可能となるバージョンアップサービスを3月24日より提供開始する。
1回の放送（約30分）で同じ内容が3回送信されるため、受信に失敗しても再トライが可能だが、同社では画面で確認できる電波レベル（アンテナ表示）が常時1本以上ある環境でのバージョンアップを推奨している。
GEX-P7DTVは2005年9月に発表された地上デジタル放送の受信に対応した車載チューナーユニット。走行中や弱電界エリアで生じやすいブロックノイズなど、デジタル放送に特有のエラーを補正できる「デジタルリバイズエンジン」を備える。“楽ナビ”「AVIC-HRZ09K/HRZ09/HRZ08」などと組み合わせれば、タッチパネルでの操作も可能だ。
さて、「サイバーナビ」の重装備はよく判りました。では「楽ナビ」と何が違うのでしょうか？
“楽ナビ”というネーミングを冠するので、元々のＤＶＤ機の発展型のよう思えてしまいますが、HDD搭載でデータに差がなくなってしまったため、実質的に中身はハイエンドＨＤＤ機「サイバーナビ」の簡単操作バージョンと呼べる程の機能を持ってしまったのです。［楽ナビ］の名前の着いた［サイバーナビ］？。
検索や操作系のインターフェースは「楽ナビ」を名乗るために？ＤＶＤ版「楽ナビ」に準じた簡易的なデザインとなっていますが、「サイバーナビ」並のデータを取り扱うために機能も強化されて、DVD楽ナビのファミリー色はかなり払拭されたように感じます。
これはデザイン面でも、サイバーナビが高級感たっぷりのピアノ調で黒をイメージに統一されて、イルミネーションも青と高級感を醸し出していますが、「楽ナビ」は少し明るいシルバーボディーとオレンジがカラーとなっています。
液晶画面は、どちらも７インチワイド液晶で、表示される解像度も画像も全く同じで、ランドマークの表示や検索などのUIが若干簡単になっているのが、「楽ナビ」のようです。
「楽ナビ」ＨＤＤには、サイバーナビと同じ空き容量に音楽データを録音可能なミュージックサーバー機能も備わり、楽ナビは元々はサイバーナビの下の価格帯を補完するDVDナビの名称だったものが、HDDの時代になって、簡単操作を目指して楽ナビとサイバーナビを差別化するために機能は同じで、デザインを好みで選べるようになったのでしょう。
「サイバーナビ」と「楽ナビ」は機能面では遜色がないと思えますが、さすがに３Ｄ描画の『ソリッドシティーマップ』や“すごろく感覚”がたのしい『ドライブプランナー』、ハードディスクを取り外してホームユースにも対応する『ブレインユニット＆リビングキット』は付かないのです。。『ブレインユニット＆リビングキット』は、ドライブ・オタクな機能でもあるので、普段は必要ないでしょうし、価格が大きく違うことも考えると、これは仕方ないのでしょう。
機能面で残念なので、やはり「サイバーナビ」が装備する渋滞データの使用度合いが可変できる『ルートイコライザー』でしょうか。いくつかの選択肢から案内の優先順位が自分の好みにセッティングできるのですが、ＨＤＤ［楽ナビ］はこれが標準で固定されているため使い勝手がいまいちなんです。
総合的にみると、「サイバーナビ」がイージス艦、「楽ナビ」が巡洋艦とでも表現すればいいのか？機能面での違いは少なく、デザインと価格が重要なポイントだと理解しました。
さて、ムラーノ＋「楽ナビ」を導入して、数か月経過して不満な点も出てきましたので、レポートを追加します。
カーナビ操作の際に、検索や地図の移動を一度すると「楽ナビ」では現在地に戻すのがものすごく苦労をするのです。そんな簡単な…しかもよくある操作なのに、「楽ナビ」では音声メニューを出して、ボイスコマンドで、「現在地」を発音しなければいけないのです。。そんなバカな。
サイバーナビにはリモコンに標準でこの「現在地」ボタンがあるのですが、これが物凄くカーナビ操作には重要なボタンだと気が付きました。元々あると気がつかないのでしょうが、無いとその重要性が良く判ります。リモコンだけサイバーナビのモノが使えるといいかもしれませんね。。
それと、やはり車に乗ってから目的地入力してルートを選んだりするのが若干面倒にも思えてきました。家にはパソコンもあり「サイバーナビ」のリビングキットも案外使うかもと思い始めています。これはないものねだり？隣の芝は青いと同じでしょうかね。。
パイオニアカーナビの場合、例年６月に発売されますが、最新のデータ更新が毎年９月以降に行われてきました。要するに買って３ヶ月程度でデータの更新が必要になり、毎年２万円近くの出費があるのです。カーナビの場合地図データの更新が重要なポイントになります。間違った道や新しく出来た道や建物（ランドマーク）、ガソリンスタンドなどデータが新しくならなければカーナビなんて使い物になりませんからね。
その意味では、９月以降の最新データになった時に、その年の最新カーナビを買うのがBESTだと思われます。私は昨年「楽ナビ」を使い始めて、２ヶ月で21,000円（税込）の追加出費がありました…痛い！
これが「サイバーナビ」であれば、ダウンロード更新が可能なのでバージョンアップ「ダウンロード版」16,800円（税込）で最新データに更新ができます。その差4,200円です。ナビの価格が違うのですから、この程度の差額であれば、カーショップで安く購入出来ても10年近同じカーナビを使わない限りは元が取れないので、そもそも比較にはなりませんが、「楽ナビ」の場合には、HDDを郵送で送り戻ってくるまでのタイムラグが1週間程あり、この間ナビが使えません。ネットでダウンロードならば、即時更新可能です。時は金なり？ですかね。
運転中のリモコンの「現在地」問題ですが、サイバーナビのリモコンが使えないかな…と期待してパイオニアのサポートに連絡してみました。しかし、その翌日に車を運転していてふっとリモコンやモニター本体に小さく「現在地」と書いてあるのを見つけました。サイバーナビでは独立したボタンでしたが、楽ナビは簡略化されているためボタンも機能も共用となっているようです。ナビと言うボタンが起動中は現在地に戻るための機能を兼ねているようです。
パイオニアのサポートにはページのフォームから問い合わせたため、「ごめんなさい判りました」と連絡をしたかったんですができないまま、翌日ご丁寧なメールを頂戴しました。やはりサイバーナビのリモコンは使えないということと、昨日発見したナビと現在地の共用に関しても案内をいただきました。
これで、サイバーナビと楽ナビの違いは、見た目とPC連携、バージョンアップなど細かなことだけになります。リモコンもかっこよくしてほしんんですが、そんな人はサイバーナビを選ぶんでしょう。。。
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パイオニア カーナビ：楽ナビ
