Wall Street Journalによれば、AOLとの提携話をGoogleにさらわれたMicrosoftは、Yahoo!の株式保有に向けた交渉を行っていた。MSNをYahoo!に売却することも考えられるという。
MicrosoftがGoogleに対抗するため、インターネットメディア企業Yahoo!の株式取得交渉を行った。Wall Street Journal紙が5月3日に報じたそうですが、MSNが赤字部門のままの現状を考えると、Microsoftには必要のない部門となったのでしょうか!
「MSN」苦戦・マイクロソフト、ネット事業が赤字 マイクロソフトがインターネット事業で苦戦している。同社の2006年1―3月期決算は2ケタの増収増益と会社全体では堅調だったが、ネット部門「MSN」は減収となり営業赤字に転落した。米グーグルなどネット関連企業と比べて劣勢は否めず、ネット広告やサービス強化などで巻き返しを急ぐ必要がある。 MSN部門の今1―3月期の売上高は前年同期比3%減の5億6100万ドル。会社全体の売り上げの5%強を占めた。営業損益は2600万ドルの赤字。前年同期は1億200万ドルの黒字だったが、右肩下がりで収益力が落ちている。 同部門の不振が続く背景には、旧来型のネット接続サービスの存在がある。ブロードバンド(高速大容量)や低価格の他社サービスに顧客を奪われている。ネット接続サービスの顧客数は3月末時点で230万人と1年前より70万人減少。これに伴い同サービスの売上高は前年同期比31%減った。