マッシュアップサイトとは、GoogleやYahoo、Microsoftなどが提供している地図APIを利用して、映画やドラマのロケ地、芸能人の追っ駆け情報や不動産、グルメ情報などの情報を地図と連携して使いやすいオンライン地図の上に情報させるサイトを言うが、要するにグーグルマップなどの人気に便乗した地図を拝借する情報サイトなのです。
すでにネット上には、有名人の追っかけサイトから、ジョギングファン向けのオンライン万歩計まで、マッシュアップサイトが大ブームになっている。 ただし、この先には、それをどうにビジネスに結びつけるか、という難しい部分が待ちかまえている。マッシュアップが大きな人気を集めているのは、制作がかなり簡単なためだが、投資家らが慎重な姿勢を見せる最大の理由も、まさにその点にある。 つまり、成功を収めているサイトを真似て、似たものをつくることもそれほど難しくないからだ。さらに、これらのサイトがどの程度の利益につながるかも明らかになっていない。マッシュアップは、ウェブ上に現れた「Next Big Thing」なのか、それとも小さな企業やマニア向けのスタイリッシュなニッチ技術で終わるのだろうか。 マッシュアップがビジネスにならないと言っているわけではない。地図技術を提供するGoogleやMicrosoftなどはいずれ、地図上に広告を掲載するようになるとみられている。これらの広告は、表示されている地域と関連性があるため、その分売上につながる可能性も高い。さらに、「Platial」や「Trulia」などのマッシュアップサイトは、ほかには見られない特徴を十分に備えていることから、すでに投資家の関心を集めている。 Googleは先ごろ、自社の地図APIに関するサービス条件に修正を加え、大量のアクセス(1日あたり50万ページビュー以上)を集めるマッシュアップサイトに対して、Googleに連絡を取るように求めた。 同社の開発者向け製品担当マネージャー、Bret Taylorによると、これはトラフィックの増加に対応できるだけの帯域幅を同社が準備できるようにするための措置だという。また、Googleはマッシュアップで使われている地図に広告を掲載する際、その90日前に開発者に通知していくとしているが、ただし地図への広告掲載に関する計画があるとは認めていない。 ■ グーグルマップス 「A9.com Maps」登場!通りの風景写真を表示する地図検索 モバイル版 グーグルローカル&グーグルマップが登場 Google Moon登場!グーグルムーンの次はグーグルマーズ(火星)でしょうか! マイクロソフトも地図サービスに参入 MSN Virtual Earth をデモ Yahoo! Maps Web Services 地図情報争い激化! グーグルアースPCソフトを発表 グーグルマップス & グーグルアース : Google Maps 衛星写真地図で遊ぶ!?