シーゲイト社、CHEETAH 15K.5ハードディスクドライブを発表。垂直磁気採用した世界初のエンタプライズ向け15K RPM HDD 最大容量は倍増の300GBで、パフォーマンスは30%向上。
ハードディスクドライブ(HDD)市場における世界的なトップメーカーであるシーゲイト・テクノロジー(本社:米カリフォルニア州スコッツバレー、NYSE略号:STX、以下シーゲイト社)は、高い評価を受けている主要なエンタプライズ向け製品ラインの最新世代であるCheetah 15K.5 ハードディスクを発表しました。Cheetahは記録的な実績を重ねてきた強力なファミリで、その新しいCheetah 15K.5は、15,000回転ドライブではこれまでにない際立つ信頼性と大容量で世界的なレベルのパフォーマンスを実現し、他社に先がけてエンタプライズ分野におけるニーズに応えます。 シーゲイト社は、Cheetah 15K.5を投入することにより、1インチから3.5インチまですべてのフォームファクタにおいて垂直磁気記録方式を採用することになりました。 このCheetah 15K.5は最大300GBまでの容量があり、パフォーマンスは30%向上されており、パフォーマンス単価が大きく抑えられています。Cheetah 15K.5により、電子メール、インターネット、電子商取引から業務処理や意思決定支援まで幅広いエンタプライズ・アプリケーションの総所有コストを抑えることができます。 Cheetah 15K.5は、シーゲイト社の優れた研究開発の成果を活かし、垂直磁気記録方式を搭載した世界初のエンタプライズ向けHDDです。垂直磁気記録方式により、Cheetah 15K.5は前の世代の製品に比べてパフォーマンスが30%も向上、現モデルの2倍の容量である300GBを実現しています。Cheetah 15K.5は現在のところ大手OEMメーカーのみへの出荷ですが、今四半期後半には流通チャネルへの販売も開始される予定です。 ディスク回転数15,000rpmのエンタープライズ向け3.5インチHDDの最新モデル。同社は前モデル(Cheetah 15K.4)と比較し最大30%の性能上昇があり、15,000rpmのHDDで世界最速の性能としている。また、エンタープライズ向けHDDとして初となる垂直磁気記録方式を採用。これにより、現行の15,000rpm HDDの2倍の容量となる最大300GBを実現したという。 Cheetah 15K.5 Cheetah 15K.5は、これまで4世代にわたって数々の受賞実績を誇るCheetah 15Kを生み出したチームによって設計、製造された製品です。15K-RPMの回転速度と短いシーク時間によりデータアクセスが非常に速く、このため、標準の3.5インチ10K-RPMドライブに比べて1秒あたりのI/Oが30 %以上向上、レスポンス時間が20 %以上速くなっています。 Cheetah 15K.5は、3Gb/秒シリアルアタッチドSCSI(SAS)、Ultra320 SCSI、4Gb/秒ファイバチャネルのインターフェイス、73GB、147GB、300GBの容量から選択できます。また、Cheetah 15K.5は、フル稼働時のMTBF(Mean Time Between Failure:平均故障間隔時間)が140万時間という高い信頼性を提供します。
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