21日(金)に開幕するサン-マリノGP。その会場でフェラーリの2007年度のドライバーズラインアップが発表されるという。オーストリアの『Kronen Zeitung(クローネン・ツァイトゥング)』紙が報じたもので、注目のコンビはミハエル・シューマッハとキミ・ライコネンだというのだ。
しかし、常にモータースポーツの頂点であり続けるF1界には事実より、うわさ話が多いものだ。ピットレーンの監視員の会話に耳を傾ければ、いくつかのチームがいまだに陰で不正な約束を取り交わしているとささやかれている。 多くの者がライコネンは昨シーズンの中ごろにすでにフェラーリと契約済みと見る中、フェラーリもライコネン本人も2007年のことについては沈黙を守り続けている。シューマッハーの動向が不明確なこともあって、ライコネンに関する正式発表がいつどこで行われるのか見当もつかない状況だ。 M・シューマッハー、6月までに去就決 自動車レースの最高峰、F1世界選手権で、過去7度の総合優勝を誇るフェラーリのミヒャエル・シューマッハー(ドイツ)の来季以降の去就が6月までに決まる見込みであることが17日、分かった。ドイツ紙に対し、フェラーリのブラウン技術責任者が、「6月までにはフェラーリに決断を伝えるはずだ」と語った。 37歳のシューマッハーは今季限りでフェラーリとの契約が切れるため、残留、もしくは引退など去就が注目されている。先にはルノーが来季の契約に関心があることも伝えられていた。