「カウロバクター・クレセンタス」と言う細菌がなんと自然界最強接着剤とニュースが出ていましがが、この「カウロバクター・クレセンタス」は水道管の内側など水が多い場所にくっついて生息する細菌の一種で、この細菌が市販されている接着剤の2倍以上の接着力を発揮できる能力があることを、米インディアナ大などのチームが実験して確かめたそうです。この接着力は自然界最強の記録だという事ですが、素朴な疑問として化学合成のアロンアルファとどちらが強力なんでしょうか・・!?
共同通信に掲載されていた記事によると、この細菌は、水に強くて人体にも影響する毒性は確認されていないと言うことで、この細菌の持つ接着成分だけを大量生産できれば、化学合成ではない接着力活かして外科手術などに活用できれば多様と多目的に使える理想的な接着剤となる可能性があるそうです。 「カウロバクター・クレセンタス」という細菌で、尾のように伸びた付着器官の先端を使い、水道管内部や川の中の岩など、水が豊富な場所の平面にくっつく。器官先端にある糖の分子に秘密がありそうだが、接着の仕組みは完全には解明されていない。 しかし最も問題になるのは、この接着剤生産保存するための方策が見つかっていないと言うことです接着力が強力すぎて、剥がすことも出来ないと言うことで、なるほど。。強力な接着力が逆にアダとなってしまうのですね。 この接着剤の研究では、「特別な突然変異体を使用する事によって、ガラスの表面上にある接着剤を分離することができたが、この接着剤をガラスから洗い流そうとしても流すことがきなかった」としています。残念です。。何か方策はあるんでしょうか?今後の研究に期待しましょう。 過去に、宇宙でも接着可能なゲッコーグリップの記事を見た時にも、自然界にはまだまだ人が知らないだけで、その用途が未知のモノが沢山存在していいると考えさせられました。 □http://newsinfo.iu.edu/news/page/normal/3258.html ■ 自然界最強の接着剤発見!カウロバクター・クレセンタス:Caulobacter crescentus ■ 宇宙でも接着可能なゲッコーグリップ?「ヤモリの足裏」の秘密