業界初の試みとして映画からドラマへと広がった海洋エンタテイメント『海猿』が、再びスクリーンという海に戻ってくる。今回も海上保安庁の全面的な協力を得て、日本映画史上類を見ない水中・海上撮影を敢行。最大の難関である大海難事故を表現するため、鹿児島・宮崎ロケのほか、大掛かりなセットとCGも導入。しかしダイビングシーンはキャストたち自らの熱演によるもので、それが迫力と感動を生み出している。
映画第一作『海猿』(2004年6月12日東宝系公開)は、興行収入17億4千万円の大ヒット。 続くドラマ『海猿 EVOLUTION』(2005年7〜9月・フジテレビ系列)はドラマ満足度調査(オリコン7月期調査)で第1位を獲得、DVDも好セールスを記録。本作もまたこの一大プロジェクトのファイナルを飾るにふさわしい映画となっている。