「マトリックス」3部作のウォシャウスキー兄弟が脚本を書き、ジョエル・シルバーが製作を担当してUK製カルトコミックを映画化。監督は「マトリックス」3部作のファースト・アシスタントを務めたジェームズ・マクティーグ。
独裁国家となったイギリスを舞台に、反ファシズムを掲げテロ行為を繰り返す謎の男“V”と、その戦いに巻き込まれていく一人の女性の葛藤と成長を描く。
9.11同時多発テロ事件以降のアメリカを中心とした政治体制の方向性に対する強い懸念を色濃く反映したものとなっている。主演は「マトリックス」シリーズのヒューゴ・ウィーヴィングとスキンヘッドでの熱演が話題を呼んだナタリー・ポートマン。監督は、「マトリックス」シリーズなどで第一助監督を務め本作が監督デビューとなるジェームズ・マクティーグ。