4つの生活習慣を守る「たばこを吸わず、運動し、酒を適度に飲み、野菜と果物を毎日食べるという」これを守ることで、全く守らない場合に比べて14年間長生きできる勘定になると、英ケンブリッジ大などの研究チームが10日までに米医学誌プロス・メディシンに発表した。英国で約2万人を調査した結果で、健康に良い要因の相乗効果が明らかになったのは珍しいという。
男が最も長生きする県は長野県。“長野オトコ”が長生きする理由 厚労省が発表した「05年都道府県別生命表」で、平均寿命のトップは男が長野(79.84歳)、女が沖縄(86. 88歳)だったことが分かった。沖縄の長寿は有名だが、意外にも長生きするのは女だけ。沖縄の男は78.64歳で25位だった。一方、長野の男は90年以降、ずっと長寿トップに君臨し続けている。 ではなぜ長野県の男性は長生きなのだろうか? 厚労省によれば「がんや肺炎が全国一少ない」(人口動態・保健統計課)のが理由としているが、なぜ長野の男は元気なのか。県民性に詳しいナンバーワン戦略研究所代表の矢野新一氏は、 長野の県民性として「一般的に長野県民はまじめな気質の人が多く、日本全国を見ても珍しい「県歌:信濃の国」を謡える県民性があり、先祖の代からの習慣をまもり規則正しい生活を心がける。農家が多かったことから暴飲暴食をする人が少ない。また、何ごとにも熱くなりすぎず、クールで言いたいことをズバズバ言う。地域的にも密集していないため、あまり他人に気を使い過ぎることもなく、自分の中にストレスをためにくい。田中康夫前知事に反発し、もらった名刺を折り曲げた職員は、厳格な親父気質な長野の県民性が出ている。」と言われ県民には評価する声が多かった。 これを、先の4つの生活習慣を守る「たばこを吸わず、運動し、酒を適度に飲み、野菜と果物を毎日食べるという」に当てはめると、長野県の男性は、タバコを吸う人も居るが、森林に囲まれ空気清浄の必要のない新鮮な空気を吸い、多くの人が兼業でも農業を営み自然と運動をする。冬季間の寒さが厳しいが雪が少なく家に篭ることもなく適度なお酒を飲み、野沢菜など食物繊維を摂取し、秋にはリンゴを食する。生活全体が昔からの健康志向な環境で暮らす、これが一番の健康の秘訣なのでしょう。 一方、ワースト3県の青森、秋田、岩手の男は、酒が強いからガンガン飲むし、我慢強いせいか、ストレスをためやすい。沖縄の男は仕事から帰ってくると深夜まで飲みに出かけるなど、不摂生がたたっているといわれるが、温暖な気候の地域や冬期間が厳しい地域では、世界各国ともにアルコールの摂取量が多く、これが理由で健康を害する人が多いとも言われています。日本でも沖縄や東北、北海道は環境的にアルコールの摂取が多く、これが理由かもしれません。 長野出身の有名人といえば、歌手の美川憲一、東京都の猪瀬直樹副知事など“毒舌”キャラが目立つ。やっぱり長生きしそうな気がする……。