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April 1, 2006 space
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F1: オーストラリアGP バトンがポールポジション獲得!!

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オーストラリアGP公式予選最終ピリオドは現地時間午後4時49分、先のセッションでの赤旗により予定より9分遅れでのセッション開始となった。セッション開始時においてまだサーキットの一部では雨が落ちているようだが、各車ドライタイヤでコースへと出ていく。
 

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 最終予選に参加する10人のドライバーは、ルノーのフェルナンド アロンソ、ジャンカルロ フィジケラ、マクラーレンのキミ ライコネン、ファン パブロ モントーヤ、トヨタのラルフ シューマッハ、ウィリアムズのマーク ウェーバー、ヤルノ トゥルーリ、ホンダのジェンソン バトン、BMWザウバーのニック ハイドフェルド、ジャック ヴィルヌーヴとなっている。
 
 
 トゥルーリとヴィルヌーヴはまだガレージに留まっている。ヴィルヌーヴは開始1分40秒でコースへ。ルノーの2台がかなり接近して走行しており、後ろのアロンソがフィジケラに手をあげてジェスチャーしている。そしてフィジケラがアロンソに道を譲る。
 
 
 まずはアロンソが1分28秒942でターゲットタイムを記録する。ウィリアムズのウェーバー、BMWザウバーのハイドフェルドがピットに戻っている。アロンソは1分27秒290でトップタイムを更新。すでに5分を経過しているがトゥルーリはまだ出ない。
 
 
 セッション残り10分の時点で目立った降雨は見られず、ドライコンディションでの走行が継続されている。9台のクルマが周回を続けているが、トヨタのトゥルーリは依然として動けない。
 
 
 セッションが半分終わった時点でのオーダーは、1位アロンソ、2位バトン、3位ハイドフェルド、4位ヴィルヌーヴ、5位ライコネン、6位ウェーバー、7位フィジケラ、8位ラルフ シューマッハ、9位モントーヤ、10位トゥルーリとなっている。
 
 
 残り9分でモントーヤがタイヤ交換のためにピットへ。10グリッド降格ペナルティが決まっているヴィルヌーヴはすでに走行をやめてしまっているようで、ガレージに戻っている。トヨタのラルフ シューマッハが4位へ浮上する。ウェーバーがセクター3の高速シケインの出口でワイドに走行してしまっているが、走行を継続する。
 
 
 残り5分25秒、ニュータイヤを付けたモントーヤが1分26秒391でトップへ!ライコネンもアロンソに続く3番手に浮上している。ウェーバー、アロンソ、フィジケラがタイヤ交換のためにピットストップ。ライコネン、バトン、ラルフ シューマッハも戻ってきている。トップタイムを記録したモントーヤも再びピットへ。
 
 
 残り3分、各車がニュータイヤで最後のアタックラップへと向かっていく。ウェーバーが1分26秒937で2位へ!その直後にアロンソが1分25秒778で暫定トップを奪回!フィジケラも1分26秒051で2番手に続く。トップの座を失ったモントーヤはセクター1でスピンを喫しているが、ダメージなく復帰している。残り55秒、ジェンソン バトンが1分25秒229でトップタイムを記録!
 
 
 コントロールラインではチェッカーフラッグが振られている。フィジケラが1分25秒635で2番手へ浮上。ライコネンのラストアタックは1分25秒822で4番手タイムとなっている。モントーヤがセクター2まではバトンを上まわるペースできている!しかし、1分25秒976でライコネンに続く5番手に留まっている。
 
 
 2006年オーストラリアGP公式予選最終ピリオドでは、ホンダのジェンソン バトンが今シーズン初のポールポジションを獲得!マレーシアGPの勝者であるルノーのジャンカルロ フィジケラがフロントローに並び、チームメイトのフェルナンド アロンソが3位となっている。以下は4位キミ ライコネン、5位ファン パブロ モントーヤ、6位ラルフ シューマッハ、7位マーク ウェーバー、8位ニック ハイドフェルド、9位ジャック ヴィルヌーヴ、10位ヤルノ トゥルーリとなっている。
 
 

Grand Prix of オーストラリア - 2 04 2006 -
公式予選Pos. ドライバー コンストラクターズ Time
1 J・バトン ホンダ 1:25.229
2 G・フィジケラ ルノー 1:25.635
3 F・アロンソ ルノー 1:25.778
4 K・ライコネン マクラーレン 1:25.822
5 J・P・モントーヤ マクラーレン 1:25.976
6 R・シューマッハ トヨタ 1:26.612
7 M・ウェーバー ウィリアムズ 1:26.937
8 N・ハイドフェルド BMW 1:27.579
9 J・ヴィルヌーヴ BMW 1:29.239
10 J・トゥルーリ トヨタ no time
11 M・シューマッハ フェラーリ 1:26.714
12 D・クルサード レッドブル 1:27.023
13 V・リウッツィ スクーデリア トロ ロッソ 1:27.219
14 C・クリエン レッドブル 1:27.591
15 N・ロズベルグ ウィリアムズ 1:29.422
16 F・マッサ フェラーリ no time
17 R・バリチェロ ホンダ 1:29.943
18 C・アルバース ミッドランドF1 1:30.226
19 S・スピード スクーデリア トロ ロッソ 1:30.426
20 T・モンテイロ ミッドランドF1 1:30.709
21 佐藤 琢磨 スーパー アグリ 1:32.279
22 井出 有治 スーパー アグリ 1:36.164

 
 
 オーストラリアGP HondaのJ.バトンがポール獲得!
 
f1_gp20060401.jpg 今季第3戦のオーストラリアGPは、メルボルンのアルバートパーク・サーキット(1周5.303km)で、現地時間(以下、現地時間)1日の午後2時より、公式予選が行なわれた。1次予選、2次予選ともにセッションが赤旗中断された波乱の予選を制したのは、Hondaのジェンソン・バトンだった。
 
 
 午前中、時折雨が降ったサーキットは、予選開始時には気温19℃、路面温度27℃のドライコンディション。
 
 
 HondaのJ.バトンが1'25.229で、今季初、通算3回目のポールポジションを獲得。一時トップタイムを記録したルノー勢にHondaが競り勝った。2番手にジャンカルロ・フィジケラ、3番手にフェルナンド・アロンソとルノー勢が続く。4番手にマクラーレンのキミ・ライッコネンが入り、昨年ドライバーズタイトルを争ったF.アロンソとK.ライッコネンが、明日の決勝レースで2列目のグリッドに並ぶ。
 
 
 Honda、トヨタの両日本勢は、チームメイト間で明暗分かれる結果となった。Hondaのルーベンス・バリチェッロは、1次予選で直前のSUPER AGURIの井出有治を追随する形でラップタイムを上げられず、17番手だった。一方のトヨタは、ラルフ・シューマッハが最終予選で6番手を獲得するも、ヤルノ・トゥルーリはそのセッションを1周も走れずに10番手。また、SUPER AGURIは、佐藤琢磨が21番手、井出有治は22番手タイムだった。
 
 
 また、フェラーリのフェリペ・マッサは2次予選中にクラッシュを喫し、16番手。チームメイトのミハエル・シューマッハも最終予選に0.004秒差で進むことができず、11番手に終わった。
 
 
 注目の決勝レースは2日、午後2時(日本時間:午後1時)にスタートする。Hondaは“オールHonda体制”として、1967年イタリアGP以来39年ぶりの勝利を目指す。
 
 
 2006年F1第3戦オーストラリアGP決勝レースは現地時間の明日午後2時、日本時間で午後1時にフォーメーションラップがスタートする。

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