Six Apartは、ブログASP「TypePad」に機能を簡単に追加できるようにするためのウィジェットイニシアティブ、「TypePad Widgets」を開始したと発表した。現在32社がウィジェットを無料で提供しており、他の個人や企業もウィジェット開発に参加することができる。
TypePadウィジェットは簡単に言えばHTMLとJavaScriptのコードで構成される小さなコンテンツで、TypePadのサイドバーコンテンツモジュールに簡単に追加できる。これまでもサイドバーにはGoogle AdSenseなどの機能を追加することはできたが、ウィジェット機構を使用することにより、さらに簡単に機能を追加できる。その上、望めば誰でもウィジェットを自分で開発できるという意味でも自由度が向上している。 ウィジェットを追加するには「TypePad Widget Directory」に登録されている中から好きなものを選び、ウィジェット提供サイトで設定を行なってからTypePadにポストするだけだ。次にTypePadにログインした時にプレビューが行なわれ、確認が終わるとすぐにブログに反映される。 現在提供されているウィジェットには、ブログのコンテンツに応じた画像広告を表示してブロガーに最大20%のコミッション料を支払う「CafePress TopicAds」、地元の天気予報を表示したり、読者が独自の天気予報を入手できるようにする「Weatherbug」、エイトボールやチェスなどのゲームを楽しめる「GameTrust Arcade」、フォトアルバムを表示する「CNET's Webshots Blog Badge」など、合計32種類のウィジェットが用意されている。 これ以外に独自にウィジェットを開発したい個人や企業は、同社開発者向けページのフォームに必要事項を記入すると、開発者向けAPIドキュメントとガイドラインを入手できるという。 ■ ブログ