ネットギアは、米Airgo Networksの「第3世代True MIMOチップセット」を採用したIEEE 802.11g準拠の無線LANルータ「WPNT834」と無線LANカード「WPNT511」を4月に発売する。
WPNT834とWPNT511は、無線LANチップにAirgoの「第3世代True MIMOチップセット」を採用した無線LAN製品。理論値で最大128Mbpsの通信が可能で、両製品を組み合わせた環境下での実行スループットは最大76.7Mbpsを公称する。この数値は、第2世代True MIMOチップセットを搭載した同社従来品(無線LANルータ「WGM124」、カード「WGM511」)と比較して、約170%の高速化が実現できた数値だという。 無線LANルータ「WPNT834」の機能面では、PPPoEマルチセッションやUPnP、VPNパススルー(IPSec/L2TP/PPTP)、SPI、DoS攻撃検出機能、DMZサーバー機能を装備。無線LANセキュリティ面では、64/128bitのWEP、WPA(TKIP)、WPA2(AES)などをサポートした。 有線LANインターフェイスは、WAN側に10BASE-T/100BASE-TX×1ポート、LAN側に10BASE-T/100BASE-TX×4ポートをそれぞれ搭載。本体サイズは223×153×31mm(幅×奥行×高)で、重量は500g。 WPNT511は、Cardbus型の無線LANカード。セキュリティ面では64/128bitのWEP、WPA(TKIP)、WPA2(AES)をサポートする。本体サイズは123×54×8.5mmで、重量は56g。OSはWindows XP/2000 SP4に対応する。 ネットギアでは合わせて、両製品をセットにした「WPNTB511」を発売する。オープンプライスながら、同社は特別価格として店頭実売価格16,800円前後でセットモデルを投入するとしている。 オープンプライスで店頭実売価格はWPNT834が19,800円前後、WPNT511が9,800円前後となる見込み。 ■ ネットギア